Day093:会話が途切れない人の“3つの聞き方”

◆コラムの動画版YouTubeを、12/9火曜日 18:00より配信開始
https://youtu.be/tHJ8zzzUq_8
SNSが当たり前になった今、人との距離感は「リアルよりオンラインのほうが難しい」と感じる人が増えています。
いいね数、フォロワー数、既読・未読、返信速度など――。
本来は気にしなくていいことに、心が揺さぶられてしまうケースが多いからです。
今日は、大人が SNS時代を心地よく生きるための「距離感」と「心の守り方」をお伝えします。
① “距離感が崩れる理由”を理解しておく
SNSでは、相手の生活が常に流れてきます。
楽しい投稿、仕事の成果、旅行の様子、幸せそうな笑顔…。
知らなくてもよい情報まで入ってくることで、
「比較」「焦り」「嫉妬」「劣等感」
といった感情が、自動的に刺激されてしまいます。
つまり――
あなたの心が弱いのではなく、SNSが“比較の装置”として強力すぎるだけなのです。
まずは、この構造を理解することが第一歩になります。
② “自分のルール”を持つだけで心は軽くなる
SNSに振り回される人は、共通して「境界線(バウンダリー)」が曖昧です。
たとえばこんなルールを持つと、心は一気に楽になります。
・返信は“自分のペースで”する
・いいね数・フォロワー数を気にしない
・嫌な気持ちになる投稿はミュート
・人の成功と自分を比べない
・無理に毎日発信しようとしない
大切なのは、
SNSの世界に“自分軸”を持ち込むこと。
SNSはあなたを縛るものではなく、
“選んで使う道具”です。
③ “感情が乱れるサイン”を見逃さない
SNS疲れの典型的なサインは次の通りです。
・気持ちがザワザワする
・人の投稿を見て落ち込む
・無意識に何度もアプリを開く
・投稿が伸びないと不機嫌になる
・SNSを閉じても気持ちが沈む
1つでも当てはまれば、
いったん距離を置くサイン。
数時間アプリを閉じるだけでも、心が整います。
ポイントは
**「距離を置く=逃げ」ではなく「自分を守る選択」**ということ。
④ “リアルな関係”を優先するとSNS疲れは減る
SNS疲れの多くは、
オンラインの人間関係を“本当のつながり”として扱いすぎることにあります。
リアルの関係(家族、友人、信頼できる人)を大切にすると、
SNSの価値が自然と軽くなり、心が揺さぶられにくくなります。
特に大人は、
「心の安全基地」になる人との関係を優先することが大切です。
⑤ “SNSとのちょうどいい距離”とは?
それは次のような状態です。
・心が軽い
・比較しない
・他人の成功を素直に応援できる
・投稿の反応で自分の価値を測らない
・自分の人生に集中できている
SNSは人生の一部にすぎません。
大事なのは、画面の外にある“あなたの現実の生活”なのです。
【まとめ】
SNS時代こそ、意識して距離を保つことが必要です。
心地よい距離感をつくれる人は、
リアルでもオンラインでも、しなやかで強い人間関係を築いていけます。
今日からできる小さな行動として――
「SNSに振り回されないマイルール」をひとつでいいので作ってみてください。
それだけで、心の負担は驚くほど軽くなります。



