Day166:投資で失敗しない人の共通点!“目的先行”で考えるだけで成果が変わる理由

川元伸一

川元伸一

テーマ:お金・ライフプラン

Day166
◆コラムの動画版YouTubeを、12/5金曜日 18:00より配信開始
https://youtu.be/CSXuZfNFHLc

投資で失敗する人には“ある共通点”があります。

それは――
「手段から入ってしまう」こと。

「どの銘柄が良いですか?」
「今は株と債券どっちが得ですか?」
「NISAなら何を買うのが正解ですか?」

こうした質問をしがちな人ほど、投資でつまずきやすい傾向があります。

なぜなら、これらは “目的が抜けた質問” だからです。


■ 目的がない投資は、カーナビなしで車を走らせるようなもの

投資は「何を買うか」よりも、
“何のために投資するのか?” が最重要です。

・老後資金?
・5年後の住宅資金?
・子どもの教育費?
・60歳以降の配当収入づくり?

目的によって正解は全く違います。

たとえば…

● 老後資金 → 長期・安定重視

株式インデックス × 債券のバランス型など。

● 5年以内に使う教育資金 → リスク控えめ

→ 債券・定期・つみたて少量など。

● 月々の配当収入づくり → キャッシュフロー重視

→ 高配当株・ETFなど。

投資は目的ごとに“別ルート”を作る必要があります。


■ “目的先行”で考える人は、感情に振り回されない

投資の失敗原因の8割は「感情」と言われています。

・暴落で慌てて売る
・上がったから飛びつく
・SNSに影響される
・怖くなって積立を止める

しかし「目的先行」の人は揺れません。

たとえば…

【例】

● 老後資金のためのつみたてNISA

目的=20年間の資産形成
暴落? → むしろ“安く買えるチャンス”

これが“目的がある人”の思考です。

目的を持つと、
短期の値動きに左右されなくなる → 結果として成功率が上がる。


■ 目的をつくる3ステップ
①「いつ・いくら必要か?」を明確にする

例:

老後:65歳から20年、月15万円 → 3,600万円
教育費:大学入学時に300万円

数字を置くことで、必要な積立額が自動的に決まります。

②「何のために投資するのか?」を言語化する

例:

・老後の不安を減らす
・将来の自分を助ける
・子どもの選択肢を広げる
・セカンドキャリアを自由に生きる

“言語化”するだけで、ブレにくくなります。

③ 投資商品は「目的に合わせて」選ぶ

この順番を守るだけで、多くの失敗が防げます。

逆に…


■ “商品選びから入る人”は失敗しやすい

・流行りの投資に手を出す
・「儲かりそう」で判断する
・周りに影響される
・上がった/下がったに一喜一憂する

まさに「目的なき投資」状態。


■ 投資の本質は“未来の人生づくり”

投資とは、お金の話ではなく――
「未来の自分の生き方を作る行為」 です。

だからこそ、商品より先に
“人生の目的”を決めることが成功のカギ。

■ まとめ:投資で失敗しない人の共通点
・手段ではなく“目的”から考える
・感情に振り回されない
・目的に合わない投資は絶対にしない
・自分の人生計画に沿って積み立て続ける

投資を始めるとき、まずは商品ではなく、
「私は何のために投資するのか?」
と問いかけてみてください。

それだけで、あなたの投資は確実に安定し始めます。

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川元伸一
専門家

川元伸一(ウェルネス&オンライン起業コンサルタント)

KIS zero株式会社(ケーアイエスゼロ)

45歳以上のウェルネスライフを実現する、健康・起業・終活を支援するコンサルティングを提供。豊富な経営経験に基づくサポートで行動につなげます。運動や食生活、メンタルをテーマにしたオンライン講座も開催。

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