Day040:貯金ができない人の習慣とは?“見直すべき3つの無意識”!

◆コラムの動画版YouTubeを、12/5金曜日 18:00より配信開始
https://youtu.be/CSXuZfNFHLc
投資で失敗する人には“ある共通点”があります。
それは――
「手段から入ってしまう」こと。
「どの銘柄が良いですか?」
「今は株と債券どっちが得ですか?」
「NISAなら何を買うのが正解ですか?」
こうした質問をしがちな人ほど、投資でつまずきやすい傾向があります。
なぜなら、これらは “目的が抜けた質問” だからです。
■ 目的がない投資は、カーナビなしで車を走らせるようなもの
投資は「何を買うか」よりも、
“何のために投資するのか?” が最重要です。
・老後資金?
・5年後の住宅資金?
・子どもの教育費?
・60歳以降の配当収入づくり?
目的によって正解は全く違います。
たとえば…
● 老後資金 → 長期・安定重視
株式インデックス × 債券のバランス型など。
● 5年以内に使う教育資金 → リスク控えめ
→ 債券・定期・つみたて少量など。
● 月々の配当収入づくり → キャッシュフロー重視
→ 高配当株・ETFなど。
投資は目的ごとに“別ルート”を作る必要があります。
■ “目的先行”で考える人は、感情に振り回されない
投資の失敗原因の8割は「感情」と言われています。
・暴落で慌てて売る
・上がったから飛びつく
・SNSに影響される
・怖くなって積立を止める
しかし「目的先行」の人は揺れません。
たとえば…
【例】
● 老後資金のためのつみたてNISA
↓
目的=20年間の資産形成
暴落? → むしろ“安く買えるチャンス”
これが“目的がある人”の思考です。
目的を持つと、
短期の値動きに左右されなくなる → 結果として成功率が上がる。
■ 目的をつくる3ステップ
①「いつ・いくら必要か?」を明確にする
例:
老後:65歳から20年、月15万円 → 3,600万円
教育費:大学入学時に300万円
数字を置くことで、必要な積立額が自動的に決まります。
②「何のために投資するのか?」を言語化する
例:
・老後の不安を減らす
・将来の自分を助ける
・子どもの選択肢を広げる
・セカンドキャリアを自由に生きる
“言語化”するだけで、ブレにくくなります。
③ 投資商品は「目的に合わせて」選ぶ
この順番を守るだけで、多くの失敗が防げます。
逆に…
■ “商品選びから入る人”は失敗しやすい
・流行りの投資に手を出す
・「儲かりそう」で判断する
・周りに影響される
・上がった/下がったに一喜一憂する
まさに「目的なき投資」状態。
■ 投資の本質は“未来の人生づくり”
投資とは、お金の話ではなく――
「未来の自分の生き方を作る行為」 です。
だからこそ、商品より先に
“人生の目的”を決めることが成功のカギ。
■ まとめ:投資で失敗しない人の共通点
・手段ではなく“目的”から考える
・感情に振り回されない
・目的に合わない投資は絶対にしない
・自分の人生計画に沿って積み立て続ける
投資を始めるとき、まずは商品ではなく、
「私は何のために投資するのか?」
と問いかけてみてください。
それだけで、あなたの投資は確実に安定し始めます。



