悩みがあるから「生きがい」がある!

◆コラムの動画版YouTubeを、12/4木曜日 18:00より配信開始
https://youtu.be/xSICeGt2bdI
あなたは普段、自分にどんな言葉をかけていますか?
「また失敗した…」
「もっと頑張らないとダメだ」
「なんでこんな簡単なこともできないんだろう」
もし、こんな言葉を“自分自身に”投げかけているとしたら、心はどんどん疲れていきます。
実は、**人のメンタルを一番傷つけるのは“他人の言葉”ではなく、自分の内側から聞こえる“セルフトーク”**なのです。
今日はその中でも、心を回復させ、前向きにしてくれる
=“セルフ言葉がけ(セルフコンパッション)”の力
について解説します。
■ 1. 「自分に優しくする」は甘えではない
多くの人が勘違いしています。
「自分に優しくすると、怠けるのでは?」
「甘やかしてしまうのでは?」
実は逆です。
科学的に言えば、
自分に厳しい人ほど失敗を恐れて動けなくなり、逆に自分に優しい人の方が継続力が高いことが分かっています。
自分への優しさは、
**心の回復力(レジリエンス)を高める“メンタルトレーニング”**なのです。
■ 2. 自分の心を傷つける「NGセルフトーク」
まず、心を疲れさせている習慣に気づくことが大事です。
@ NGワード例
・「どうせ自分なんて…」
・「まだまだダメだ」
・「もっと頑張れよ」
・「○○さんはあんなにできるのに…」
もし友人が落ち込んでいたら、こんな言葉は絶対に言わないはずです。
ならばなぜ、自分には言ってしまうのでしょう?
これを直せば、人生は大きく変わります。
■ 3. 今日からできる“セルフ言葉がけ”3選
① できたことに目を向ける
「今日はここまでやれた」
「昨日より1ミリ進んだ」
これだけで自己肯定感が育ちます。
② “事実”と“解釈”を分ける
例)仕事のミス
事実:ミスをした
解釈:自分はダメな人間だ(←これは勝手な解釈)
言葉がけ:
「ミスは誰でもする。じゃあ次に活かそう」
③ 未来の自分に声をかける
「大丈夫、私は成長している最中」
「今は準備期間。あとで必ず実る」
未来に視点を置くと、落ち込みが減ります。
■ 4. 一番効果があるのは“友人に接するように自分に声をかける”こと
自分が大切にしている友人が、同じことで悩んでいたら…
どんな声をかけるでしょうか?
・「大丈夫だよ」
・「そんな日もあるよ」
・「できてること、いっぱいあるよ」
・「無理しすぎないで」
この優しさを “自分にも” そのまま使う。
これが、セルフコンパッションの核心です。
心は、自分の言葉によって癒やされ、強くなっていきます。
■ 5. 最後に|自分を責める時間を“応援する時間”に変えよう
毎日のセルフトークは癖です。
だからこそ、意識すれば変えられる癖でもあります。
今日からほんの少しで構いません。
1回でいいので、自分に優しい言葉をかけてあげてください。
それだけで、
・やる気
・回復力
・自己肯定感
・行動力
すべてが上向いていきます。
あなたの人生を支えるのは、あなた自身の言葉です。



