Day114:ありがちな「言葉のすれ違い」を防ぐ3つの工夫!|誤解が減る大人のコミュニケーション術【トータルウェルネス倶楽部】

◆コラムの動画版YouTubeを、12/2火曜日 18:00より配信開始
https://youtu.be/x9yyIZQ5wk0
■ はじめに
年末は、仕事もプライベートも一区切りつくタイミング。
同時に、「人間関係」を見直す絶好のチャンスでもあります。
・疲れる相手
・無理して合わせている相手
・なんとなく距離が近すぎる相手
・「会わない方が楽」なのに惰性で続いている関係
・自分を成長させてくれる相手
一年の終わりにいったん“棚卸し”して整理しておくことで、翌年のあなたの心のスッキリ度と人間関係の質は大きく変わります。
今日は、誰でも簡単にできる「人間関係の棚卸し」をシンプルにまとめてお伝えします。
■ STEP1|紙に書き出す「可視化」から始める
まずはスマホのメモでも、紙でもOKです。
思いつくままに、今年かかわった人を書き出していくことからスタートします。
ポイントは「分類せず、ただ出す」。
感情や印象も含めて、モヤっとする人も、いつも助けてくれる人も全部。
・家族
・職場
・取引先
・友人
・知人
・SNS(やり取りがある人)
・地域の人
幅広く書き出し終えたら、いよいよ次のステップです。
■ STEP2|人間関係を3つに分類する
棚卸しの核はここです。
人間関係を“3つの箱”にざっくり分けていきます。
①「エネルギーが増える人」
一緒にいて落ち着く、学びがある、刺激になる、素直に話せる。
あなたの人生に「プラスの影響」を与えてくれる人。
→ 来年は意図的に関わる時間を増やすべき相手
②「エネルギーが奪われる人」
会うと疲れる、否定してくる、依存してくる、愚痴が多い、距離が近すぎる…。
→ “距離を調整する”必要がある相手
※ いますぐ切る必要はありません。「物理的距離」「頻度」「時間」「返事のスピード」で調整できます。
③「適度な距離を保つ人」
嫌いではないし、関係も悪くない。でも特別深める必要もない相手。
→ 無理して関わらない・求められたら応える程度でOK。
■ STEP3|「距離の調整」を決める(ここが重要)
棚卸しの目的は、“切る”ことではありません。
あなたが来年、心穏やかに過ごすための“関係の距離設定”を決めることです。
● エネルギーが増える人:
→ 月1・季節ごとなど「会う時間」を決める
→ 感謝を伝えて関係を深める
→ 来年一緒にチャレンジすることを提案してみる
● エネルギーが奪われる人:
→ 返信の頻度を落とす
→ 会う回数を減らす
→ 職場の場合は「業務以外は深く関わらない」でOK
→ 家族の場合は「時間帯」「話す話題」「関わり方」を調整する
※ 無理に断ち切る必要はありません。「距離調整」だけで十分に効果があります。
● 適度な距離の人:
→ 無理に交流を続けない
→ 自然体でOK
→ 相手に合わせすぎない
■ STEP4|最後に必ずやること「感謝の送信」
人間関係を整理すると、「お世話になった人」が明確になります。
そこで、年末に一言だけでも伝えます。
「今年もありがとうございました。よい一年をお迎えください」
これだけで、翌年の関係性が劇的によくなります。
人間関係は、切るより「深める」方があなたの人生を豊かにします。
だからこそ、プラスの関係にしっかり時間を使っていきましょう。
■ まとめ
◎ 年末の「人間関係の棚卸し」は3ステップだけ
・まず書き出す
・3つに分類する
・距離を調整する
そして最後に、感謝を伝えて“良い関係だけを残す”。
年末は、ただ忙しく過ぎていく時期ではありません。
人生の軌道修正ができる最高のタイミング。
あなたが来年、本当に大切にしたい人とだけ関われるよう、
ぜひ今日から「人間関係の棚卸し」をやってみてください。



