Day140:ケガを防ぐ体づくり!柔軟性×筋力の“黄金バランス”とは?

川元伸一

川元伸一

テーマ:運動・体づくり

Day140
◆コラムの動画版YouTubeを、11/9日曜日 18:00より配信開始!
https://youtu.be/7zUa6yOetw8

■「柔らかいだけ」「強いだけ」では不十分!

年齢を重ねると、「体が硬くなった」「力が落ちた」と感じる方が増えてきます。
しかし、実際にケガを防ぐうえで大切なのは、**柔軟性と筋力の“バランス”**です。

柔軟性だけを重視してストレッチばかりしていると、関節を支える力が足りず、
一瞬の動きで捻挫や肉離れを起こしやすくなります。
逆に筋トレばかりで柔軟性が失われると、可動域が狭まり、関節や腱に負担が集中します。

つまり、**どちらか一方だけを鍛えるのではなく、両方をバランスよく整えることが「ケガをしにくい身体」**につながります。


■柔軟性と筋力の“黄金バランス”とは?

理想は、

・関節がスムーズに動く柔軟性(モビリティ)
・その可動範囲を安定して支える筋力(スタビリティ)

この2つが噛み合っている状態。
たとえば、脚を大きく動かせても、股関節や体幹が支えられなければバランスを崩します。
反対に、筋力はあっても肩や腰が硬いと、無理な動作になりやすく、痛みを招きます。

スポーツの世界では「動的柔軟性」と呼ばれ、“動かしながら伸ばす”ストレッチ+体幹を使った筋トレが推奨されています。
これを日常生活に落とし込むと、姿勢や歩き方、階段の上り下りが格段にラクになります。


■今日からできる3つの習慣

1:朝:軽い動的ストレッチで関節を起こす
 → 肩回し、股関節回し、太もも前後のスイングなど。
 血流を促し、動き出しのケガを防ぎます。

2:昼:姿勢を意識して座る・立つ
 → 猫背や前かがみを防ぐだけで、体幹の筋肉が自然に使われます。

3:夜:お風呂後の静的ストレッチでリセット
 → ハムストリングスや背中をじっくり伸ばし、一日の疲労をケア。

これらを“ゆるくでも毎日”続けることが、何よりの予防になります。


■「予防」は最高のトレーニング

ケガをしてから治すより、ケガをしない身体をつくることが本当の意味でのトレーニング。
その基本が「柔軟性×筋力のバランス」です。

激しい運動をしなくても、日々の生活の中でこの意識を持つだけで、
「動ける」「疲れにくい」「痛みにくい」身体が手に入ります。

◉まとめ
ポイント内容
・柔軟性だけ・筋力だけではケガを防げない両方のバランスが必要
・動的ストレッチ+体幹トレーニングが有効“動かして支える”がカギ
・毎日の小さな積み重ねが最大の予防継続が一番の武器


◆こんな方におすすめ!

・朝起きると体がこわばっている
・最近つまずきやすい・関節が痛い
・運動を再開したいがケガが怖い

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川元伸一
専門家

川元伸一(ウェルネス&オンライン起業コンサルタント)

KIS zero株式会社(ケーアイエスゼロ)

45歳以上のウェルネスライフを実現する、健康・起業・終活を支援するコンサルティングを提供。豊富な経営経験に基づくサポートで行動につなげます。運動や食生活、メンタルをテーマにしたオンライン講座も開催。

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