Day117:【初心者必見】iDeCoとNISAの違いを徹底解説!あなたに合うのはどっち?

川元伸一

川元伸一

テーマ:お金・ライフプラン

Day117
◆コラムの動画版YouTubeを、10/17金曜日 18:00より配信開始!
https://youtu.be/oVkClGD4hII

◆はじめに

「老後資金づくりのために何か始めたいけど、iDeCoとNISA、どっちがいいの?」
そんな質問をよく耳にします。
どちらも“税制優遇”がある資産形成の強い味方ですが、目的と仕組みがまったく違います。
今回は、それぞれの特徴をわかりやすく整理し、自分に合った選び方を解説します。


1.まずはざっくり「目的」の違いを知ろう

・iDeCo(個人型確定拠出年金)
老後資金の準備
20〜65歳のほぼすべての人(国民年金加入者)
60歳以降まで引き出せない

・NISA(少額投資非課税制度)
資産形成・運用の自由度
18歳以上なら誰でもOK
いつでも引き出せる

◯ iDeCoは「年金制度の一部」。
◯ NISAは「投資の税金優遇制度」。

つまり、iDeCo=老後のために“ロック”して積み立てる制度、
NISA=目的に合わせて自由に使える投資制度です。


2.税制優遇の「種類」が違う!

税金面のメリットはどちらも強力ですが、方向性が異なります。

◯ iDeCoの税制メリット

掛金が全額所得控除(=節税効果が大きい!)
運用益が非課税
受け取り時も控除対象(退職金・年金扱い)

=「今の税金を減らしながら老後に備えたい人」にピッタリ。

◯ NISAの税制メリット

運用益・配当が非課税
いつでも売却・出金できる自由度
つみたてNISAなら20年、成長投資枠なら5年の非課税期間

=「自由度を重視して将来の資産を増やしたい人」に向いています。


3.こんな人におすすめ!

・安定収入があり節税したい → iDeCo
掛金全額が所得控除になるから実質的に節税効果が大きい

・いつでも引き出せる自由さが欲しい → NISA
目的に応じて柔軟に使える

・老後資金をがっちり貯めたい → iDeCo
強制的に積み立てが継続できる

・教育資金や住宅資金など中期目的も視野に → NISA
出し入れ自由で人生設計に合わせやすい


4.どっちか一方じゃなく“併用”もOK!

実は、iDeCoとNISAは併用可能。
たとえば次のような使い分けができます

iDeCo:老後資金の“土台”としてコツコツ積み立て
NISA:中長期の“成長資金”として柔軟に運用

両輪で回すことで、「今の節税」と「将来の自由」を両立できます。


5.選ぶ前に確認したい3つのポイント

・いつ使うお金か?(老後資金か、将来の目標資金か)
・どのくらいの期間、運用できるか?
・今の家計に余裕があるか?

焦らず、目的と現状を整理した上で選びましょう。
「税制が有利だから」ではなく、“自分に合った使い方”を選ぶことが成功のカギです。


◉まとめ

iDeCoは「老後資金専用・節税重視」
NISAは「自由度高め・運用重視」

両方をバランスよく活用するのがベスト!

お金の制度は“知っている人だけが得をする”世界。
もしどちらも未経験なら、まずは少額でも「つみたてNISA」から始めてみましょう。
経験こそが、最大の学びです。

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川元伸一
専門家

川元伸一(ウェルネス&オンライン起業コンサルタント)

KIS zero株式会社(ケーアイエスゼロ)

45歳以上のウェルネスライフを実現する、健康・起業・終活を支援するコンサルティングを提供。豊富な経営経験に基づくサポートで行動につなげます。運動や食生活、メンタルをテーマにしたオンライン講座も開催。

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