Day111:自分に厳しすぎる人へ!“言葉の置き換え”で心を軽くする!自己否定をやめる思考法【大人のウェルネス大学】

◆コラムの動画版YouTubeを、10/4土曜日 18:00より配信開始!
https://youtu.be/dNDXsvr74w4
「やるべきことが決められない」
「どっちを選んでも不安が残る」
そんな“迷いのループ”に入ってしまう経験、誰にでもあるのではないでしょうか。
実は、迷い続けることで一番失われるのは「時間」と「行動のエネルギー」です。
頭の中で考え続けても結論が出ないとき、私がおすすめしたいのが “仮置き決定” です。
■「決断できない」本当の理由
人が決断できないとき、そこにはいくつかの心理的背景があります。
・完璧を求めすぎている
「どっちが100点か」を探すと、永遠に答えは見つかりません。未来は予測できないからです。
・失敗を恐れている
「間違えたらどうしよう」という不安が、選択を止めてしまいます。
・情報が多すぎる
調べれば調べるほど、逆に迷いが深くなる。これを“情報過多のワナ”といいます。
つまり、「決められない」のではなく「決める勇気が持てない」 というのが本質です。
■“仮置き決定”という考え方
“仮置き決定”とは、最終的な答えを出すのではなく、一時的に「仮の答え」を設定して動き出す方法 です。
たとえば…
・転職を迷っているとき → 「半年後に動く」と仮に決めて準備を始める
・ダイエット法を迷っているとき → 「まずは1週間、この食事法で試す」と決める
・事業の方向性で悩んでいるとき → 「A案を3ヶ月試して、結果次第で修正する」と進める
大事なのは、「動きながら見直す前提で決める」という点です。
■“仮置き決定”がもたらす3つの効果
・思考の停滞を断ち切る
迷いが頭の中をぐるぐる回っているだけの状態から、「まずやってみよう」に変わります。
・時間を味方につけられる
動き出すと、フィードバックが得られます。結果がどうであれ、情報と経験が手に入る。
・不安が減り、心が軽くなる
決めた瞬間に“モヤモヤ”は減り、「今できること」に集中できるようになります。
■実践ステップ|“仮置き決定”の仕方
① 期限を決める
「◯日までに一旦これでいく」と決めましょう。
② 小さく試す
いきなり大きな投資や決断はせず、短期間・少額からスタートします。
③ 振り返る日をあらかじめ設定する
「3ヶ月後に結果を見て再検討する」としておけば、不安が和らぎます。
◉まとめ
「迷いが消えるまで決められない」と考える人がいます。
けれど、実際には 「決めたからこそ迷いが減る」 のです。
未来は誰にも読めません。だからこそ、“仮置き決定”で前に進みながら修正していく柔軟さが大切です。
あなたが今迷っていることは、まずどんな小さな一歩で「仮置き」できますか?
一度動き出せば、その瞬間から景色が変わり始めます。



