“なんとなく健康”から卒業!今日から始める“引き算”の食生活!

◆コラムの動画版YouTubeを、10/1水曜日 18:00より配信開始!
https://youtu.be/gYw_rFCqMuk
忙しい現代社会において、コンビニや外食は私たちの生活に欠かせない存在になっています。手軽で便利ですが、その裏側には「食品添加物」という落とし穴があります。もちろん、すべての添加物が危険というわけではありません。しかし、毎日のように摂取を重ねることで、体に負担をかけてしまう可能性があるものも少なくありません。
今日は特に「できるだけ避けたい添加物ワースト3」を取り上げ、健康のために知っておくべきポイントを整理します。
ワースト1|人工甘味料(アスパルテーム・スクラロースなど)
砂糖の代わりに使われる人工甘味料は、ゼロカロリーや糖質オフを謳う飲料やデザート、ガムなどに多く含まれています。一見ヘルシーに思えますが、実際には「甘さに対する脳の感覚」を狂わせるリスクが指摘されています。
=リスクポイント
・血糖値は上がらないのに、脳が「甘い」と認識 → 食欲増進につながる。
・腸内細菌のバランスを乱す可能性。
・長期摂取による影響は研究段階で不透明。
「ゼロカロリーだから安心」と思って飲み続けている人ほど、結果的に糖質摂取量が増えてしまい、ダイエットの妨げになるケースも多いのです。
ワースト2|リン酸塩(ハム・ソーセージ・加工チーズなど)
ハムやソーセージ、加工チーズ、ファストフードの肉製品に多く含まれる「リン酸塩」。見た目をよくしたり、食感を保つために使われています。
=リスクポイント
・体内のリン過剰 → カルシウム吸収を妨げ、骨や歯が弱くなる。
・腎機能に負担をかける可能性。
・加工肉と生活習慣病リスクとの関連が指摘されている。
特に毎朝コンビニで「ハムサンド」や「ウィンナー入りパン」を選ぶ習慣がある人は注意が必要です。知らないうちにリンを大量に摂取してしまい、骨粗しょう症のリスクを高めてしまう恐れがあります。
ワースト3|合成保存料(ソルビン酸K・安息香酸Naなど)
コンビニのお弁当や惣菜、ドレッシングやソース類に使われる合成保存料。食中毒を防ぐというメリットはありますが、摂りすぎは要注意です。
=リスクポイント
・長期摂取により肝臓への負担が懸念される。
・体内でビタミンB群を壊す作用があるとされるものも。
・子どもや高齢者の代謝機能に影響する可能性。
便利さと引き換えに、私たちの「解毒力(デトックス力)」を使い続けていることを意識する必要があります。
◆避けるための工夫
では、どうすればこれらの添加物を減らすことができるのでしょうか?
・成分表示をチェックする習慣をつける
・人工甘味料 → 「アスパルテーム」「スクラロース」などの表記
・リン酸塩 → 「リン酸Na」など
・合成保存料 → 「ソルビン酸K」「安息香酸Na」など
◆選び方の工夫
・甘い飲料 → 「ゼロカロリー」より「無糖茶」や「水」を選ぶ。
・加工肉 → なるべくシンプルな具材のサンドイッチやおにぎりにする。
・保存料 → “無添加”と記載されたお惣菜や冷凍食品を探す。
・バランスを大事にする
・100%避けることは不可能。
「毎日摂らない」「連続して食べない」ことが現実的な対策。
◉まとめ
便利で美味しいコンビニ食や外食。しかし、その便利さの裏には「体に見えない負担」が潜んでいます。人工甘味料、リン酸塩、合成保存料の3つは特に気をつけたい添加物です。
毎日のちょっとした選択で、体は確実に変わっていきます。すべてを排除しなくても、「知って選ぶ」ことが健康を守る第一歩。今日の食事から、少しだけ意識してみませんか?



