Day097:雑念で集中が切れる人へ|“情報ダイエット”で思考ノイズを減らす!

川元伸一

川元伸一

テーマ:マインド・思考法

Day097

◆コラムの動画版YouTubeを、9/27土曜日 18:00より配信開始!
https://youtu.be/HOp9ME45Gf0

「やらなきゃいけないことがあるのに、ついスマホを手に取ってしまう」
「考えごとが頭の中でごちゃごちゃして、集中できない」
そんな経験はありませんか?

現代人の大きな悩みの一つが「雑念に振り回される」ことです。集中力が続かないのは、意志が弱いからでも、性格の問題でもなく、私たちが日々浴びている“情報の洪水”が原因であることが多いのです。

そこで今日は、頭の中のノイズを減らす「情報ダイエット」についてお伝えします。


1. 雑念の正体は「情報の過剰摂取」

集中が切れるとき、頭の中では「複数の情報」が同時に処理されようとしています。
・仕事の締め切りのこと
・SNSで見たニュースや動画
・家族や友人からのLINE通知
・明日の予定や買い物リスト

これらが脳内でチャンネル争いを起こすことで「雑念」となり、肝心な作業への集中を妨げるのです。

つまり、雑念の正体は「頭のキャパを超えた情報の詰め込み」。
食べ過ぎれば胃がもたれるように、情報を摂りすぎれば脳が疲れて雑念が増えるのです。


2. 「情報ダイエット」という考え方

「情報ダイエット」とは、その名の通り“情報の摂取を減らす”ことです。
ダイエットでカロリー制限をするように、必要以上の情報を入れない工夫をするだけで、脳のノイズはグッと減っていきます。

ここで大切なのは、「情報をゼロにする」のではなく、「選んで摂る」という発想。
栄養バランスを意識して食事を選ぶのと同じで、情報も“質と量”を調整する必要があります。


3. 実践できる!情報ダイエット3つの方法

(1)通知の断捨離

スマホやPCの通知は、雑念の最大の入口です。
メール、LINE、SNS、ニュースアプリ…。鳴るたびに脳は“割り込み作業”を余儀なくされ、集中力が奪われます。

=対策:
・本当に必要な通知以外はオフにする
・「見る時間」を決めて、まとめて確認する

これだけで雑念の数は大幅に減ります。

(2)インプットよりアウトプットを増やす

情報を摂りすぎる人ほど、「読む・見る」が中心になり、「書く・話す」といったアウトプットが不足しています。
情報は消化しなければ頭の中に溜まり、ノイズとして残ります。

=対策:
・本や記事を読んだら、3行だけでもメモに書く
・学んだことを人に話す
・SNSでただスクロールするのではなく、自分の考えを投稿してみる

アウトプットすることで情報は整理され、雑念ではなく「知恵」として定着します。

(3)「情報の断食時間」を作る

1日の中で“何も入れない時間”を意識的に確保することも効果的です。
・朝起きてすぐスマホを見ない
・寝る前1時間はネット断ちする
・散歩やお風呂の時間はデジタルから離れる

これにより、脳が情報処理から解放され、自然と雑念が薄れていきます。


4. 情報ダイエットがもたらす変化

情報ダイエットを続けると…
・頭がスッキリして思考がクリアになる
・「いまやるべきこと」に集中できる
・気持ちの切り替えが早くなる

つまり、時間の質も人生の質も向上するのです。


◉まとめ

雑念が増えるのは、意志の弱さではなく「情報の食べ過ぎ」が原因。
だからこそ、情報を“選んで摂る”意識が大切です。

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川元伸一
専門家

川元伸一(ウェルネス&オンライン起業コンサルタント)

KIS zero株式会社(ケーアイエスゼロ)

45歳以上のウェルネスライフを実現する、健康・起業・終活を支援するコンサルティングを提供。豊富な経営経験に基づくサポートで行動につなげます。運動や食生活、メンタルをテーマにしたオンライン講座も開催。

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