Day096:先取り貯金 vs 残り貯金|どちらが正解?

川元伸一

川元伸一

テーマ:お金・ライフプラン

Day096

◆コラムの動画版YouTubeを、9/26金曜日 18:00より配信開始!
https://youtu.be/C48FIpjnHJw

お金の貯め方には大きく分けて2つのスタイルがあります。
ひとつは「先取り貯金」、もうひとつは「残り貯金」です。

名前のとおり、給料が入った時点であらかじめ貯金額を確保してしまうのか、それとも生活費を使った後に残った分を貯金に回すのかの違いです。

一見するとどちらも同じ「貯金」ですが、実際には大きな差が出ます。


◆先取り貯金のメリット・デメリット

*メリット

・強制的にお金が貯まる
・生活費を「残りのお金でやりくりする」という意識が生まれる
・目標額に合わせやすい(例:毎月3万円ずつ)

*デメリット

・収入が不安定な人にはやや負担になる
・緊急の出費が多いと継続しにくい


◆残り貯金のメリット・デメリット

*メリット

・気持ちに余裕がある(無理なくできる)
・突発的な支出にも対応しやすい

*デメリット

・「残らない」月が続くと一向に貯まらない
・計画的な積立や目標達成が難しい


◆実際のところ、どちらが正解?

結論から言うと、基本は「先取り貯金」が王道です。
なぜなら「残り貯金」では、つい自分に甘くなり「今月は出費が多かったから仕方ない」と理由をつけてしまいがちだからです。

例えば、毎月3万円を先取りして1年続ければ36万円。10年で360万円になります。
「残ったら貯金しよう」では、この金額にはまず届きません。


◆ただし「ハイブリッド型」が最強!

おすすめは「先取り貯金+残り貯金」のハイブリッド型です。
具体的には、

・給料日にまず“自動積立”で確実に貯める
・月末に残ったら“ごほうび貯金”としてプラスする

こうすれば「確実に貯まる安心感」と「残せたときの達成感」の両方を得られます。


◉今日のまとめ

・基本は「先取り貯金」が王道
・無理のない範囲で自動積立を設定する
・残ったらさらにプラスする“ハイブリッド型”がベスト

お金を「使って残す」のではなく、「残して使う」。
この小さな意識の違いが、将来の安心につながります。

あなたは今日から、どちらの方法を選びますか?

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川元伸一
専門家

川元伸一(ウェルネス&オンライン起業コンサルタント)

KIS zero株式会社(ケーアイエスゼロ)

45歳以上のウェルネスライフを実現する、健康・起業・終活を支援するコンサルティングを提供。豊富な経営経験に基づくサポートで行動につなげます。運動や食生活、メンタルをテーマにしたオンライン講座も開催。

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