Day095「やらなきゃ」に追われるときの心のゆるめ方!

川元伸一

川元伸一

テーマ:メンタル

Day095

◆コラムの動画版YouTubeを、9/25木曜日 18:00より配信開始!
https://youtu.be/5dtVafCQ

「やらなきゃ…」と心の中で繰り返しているとき、どんな気持ちになりますか?
焦り、不安、イライラ、罪悪感…。そんな感情が一気に押し寄せて、心も体もカチカチに固まってしまうことはありませんか。

私たちは日常の中で、仕事、家事、人付き合いなど、無数の「やること」に囲まれています。
特に真面目で責任感が強い人ほど、「やらなきゃいけない」と自分を追い込みがちです。

しかし、「やらなきゃ」の背後にあるのは必ずしも「やりたいこと」ではなく、義務感や周囲の期待であることが多いのです。今日は、この「やらなきゃ」に追われて心が疲れてしまったときの“ゆるめ方”についてお伝えします。


1. 「やらなきゃ」を「やりたい」に変換する

「やらなきゃ」は、無意識に自分を縛る言葉です。
そのまま抱えているとプレッシャーにしかなりません。

例えば
・「メールを返さなきゃ…」を「相手に安心してもらえるよう返したい」に置き換える。
・「運動しなきゃ…」を「体が軽くなると気持ちいいから運動したい」に変えてみる。

言葉を変えるだけで、同じ行動でも気持ちの重さがぐっと軽くなります。


2. “全部やる”をやめて、“一つだけ”を選ぶ

「やらなきゃ」はたいてい複数同時に押し寄せてきます。
頭の中で「AもBもCも…」と考えれば考えるほど、動けなくなってしまうのです。

そんなときは「今日はこれだけやればOK」と、一つに絞ってみましょう。
たとえ全て終わらなくても、「最低限のひとつ」ができれば達成感が生まれ、次の行動に繋がります。

「100点満点」を目指すよりも、「小さな前進」を積み重ねるほうが長い目で見て確実に進めます。


3. 深呼吸で“体”から心をゆるめる

「やらなきゃ」で頭がいっぱいになっているときは、意識がずっと未来に飛んでいます。
そんなときは、体の状態に意識を戻すことが大切です。

具体的には、

・肩をぐるぐる回す
・深く息を吸って、長く吐く
・立ち上がって背伸びする

これだけで思考がリセットされ、「今ここ」に戻れます。
頭の中の「やらなきゃ」の渦を一旦静めることができるのです。


4. 「やらない選択」も勇気のひとつ

「やらなきゃ」と思っていても、実際には「やらなくてもいいこと」も混じっています。
人からの期待や、自分が勝手に作り出した思い込みかもしれません。

一度リストに書き出して、「本当にやる必要があるのか?」と問い直してみましょう。
手放していいことが見つかれば、心のスペースが広がります。


◉まとめ

「やらなきゃ」と思う気持ちは、あなたが真面目で頑張り屋である証拠です。
でも、その言葉に追い込まれてしまうと、かえって行動できなくなり、心身に疲れを溜めてしまいます。

・言葉を「やりたい」に変える
・一つだけに絞る
・深呼吸や体のリセットを取り入れる
・やらない選択も自分に許す

これらの小さな工夫が、あなたの心をゆるめ、前に進む力を取り戻してくれます。

「やらなきゃ」ではなく、「これをやってみよう」。
そんな柔らかな気持ちで、今日を過ごしてみませんか?

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川元伸一
専門家

川元伸一(ウェルネス&オンライン起業コンサルタント)

KIS zero株式会社(ケーアイエスゼロ)

45歳以上のウェルネスライフを実現する、健康・起業・終活を支援するコンサルティングを提供。豊富な経営経験に基づくサポートで行動につなげます。運動や食生活、メンタルをテーマにしたオンライン講座も開催。

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