Day092：「まだ早い」は危険！事が起きてからでは遅い理由と意識転換

◆コラムの動画版YouTubeを、本日9/22月曜日 18:00より配信開始！
https://youtu.be/OcvmCBkx9oE


◆はじめに

「親の終活」という言葉を聞くと、多くの人が「まだ早い」「親に死の話なんてできない」と思うのではないでしょうか。
実際、世の中の意識は “事が起きてから考える” という後手の姿勢がほとんどです。

・介護が必要になってから慌てて探す施設
・入院してから初めて確認するお金や書類
・亡くなってから相続で揉める家族

こうしたケースを、私たちは身近に耳にしてきました。


◆なぜ“事が起きてから”では遅いのか？

・心身の余裕がない：介護や病気の突発的対応に追われる
・情報不足で選択を誤る：焦って施設や契約を決めて後悔
・家族関係がギクシャクする：準備不足のしわ寄せが家族に来る

つまり、 「知っていれば防げた」ことが多すぎる のです。


◆提案したい意識転換

「親の終活＝死の準備」ではありません。
本質は “家族を守る知識の先取り” です。

・すぐに手続きや書類を揃えなくても良い
・「どんな準備があるのか」を知るだけで大きな一歩
・情報を集めるだけで、いざというときの判断スピードが格段に変わる


◉今日のまとめ

日本では「事が起きてから動く」人が大多数

でもその結果、心も体も疲れ、家族の絆さえ揺らぐ

終活は「死の準備」ではなく、「安心の準備」

情報収集は早ければ早いほどいい！


★来週の予告

次回（Day099）は「親の終活を“家族会議”にのせるには？」をテーマに、実際にどう切り出せば摩擦が少ないのかをご紹介します。