Day053:自分を否定し続ける人の心に効く“3つの許し”!

◆コラムの動画版YouTubeを、本日9/18木曜日18:00より配信開始!
https://youtu.be/H-Y7VnoCiQA
誰にでも「落ち込む日」はあります。
仕事での失敗、家庭でのトラブル、人間関係のちょっとしたすれ違い…。
気持ちが沈むと、「自分はダメだ」と自分を責めてしまったり、出口のないトンネルに迷い込んだように感じることもあるでしょう。
しかし、心理学には「リフレーミング」という考え方があります。
これは“枠組みを変える”という意味で、物事の捉え方を変えることで、落ち込みすら自分の味方にできる方法です。
1. 落ち込みは「成長のサイン」
落ち込むのは「自分にとって大切なことに真剣に向き合った証拠」です。
大事なことだからこそ、思うようにいかなかったときに心が揺れるのです。
例えば、仕事での失敗。
「能力不足」と思うかもしれませんが、逆に「もっと成長したい」という自分の向上心があるからこそ落ち込むのです。
つまり、落ち込み=自分の可能性を広げたいサイン。
2. 「視点」をずらすだけで意味が変わる
リフレーミングの基本は、「別の角度から見直す」こと。
同じ出来事でも、見方を変えるだけで意味は変わります。
「失敗」 → 「経験値を得た」
「弱み」 → 「人に頼れる強み」
「遠回り」 → 「地図を増やした」
たとえば、私自身も過去に大きな挑戦でつまずいたとき、当時は挫折だと思いました。
ですが振り返ると、その経験が今の仕事の土台となり、人に寄り添える視点を育ててくれたのです。
3. 自分にかける言葉を変えてみよう
リフレーミングは「言葉の力」を使うと効果的です。
落ち込んだときに次のような言葉を自分に投げかけてみてください。
「今は立ち止まるとき。次の一歩を準備しているんだ」
「落ち込みは私を守ろうとしているサイン」
「これは未来の笑い話の材料になる」
声に出すだけで、不思議と心が軽くなっていきます。
4. 落ち込みを“味方”に変える習慣
最後に、日常で使えるリフレーミングの習慣を3つ紹介します。
・紙に書き出す
「落ち込んだ出来事」と「そこから得られる学び」を1つ書き出してみる。
・もし友人なら?
「もし友人が同じ状況なら、自分はどう声をかけるだろう」と考える。
・未来の自分に質問
「1年後の自分は、この出来事をどう振り返るだろう?」と想像する。
これらを繰り返すうちに、落ち込みがただの重荷ではなく、人生の推進力になっていきます。
◉まとめ
落ち込みは「悪者」ではありません。
それは「自分の心が大切なことを感じ取っている証拠」であり、「成長のためのきっかけ」でもあります。
リフレーミングによって視点を変えれば、落ち込みはむしろ自分を強くする味方です。
今日から、落ち込んだときは「これはチャンス」と言い換えてみませんか?



