Day078:無理なダイエットで体を壊した!そこから学んだ「健康との向き合い方」

◆コラムの動画版YouTubeを、本日9/15月曜日18:00より配信開始!
https://youtu.be/Szra_i6uoqw
◉「いい人」を演じ続けて心が限界に…自分らしさを取り戻した話!
「人に嫌われたくない」「波風を立てたくない」——そう思って、必要以上に「いい人」を演じ続けてしまった経験はありませんか?
私自身、まさにその渦中にいた時期があります。
◆「いい人」でいることが安全だと思っていた
学生時代から、私は「頼まれたら断れないタイプ」でした。部活動でも、バイト先でも、気付けば人の頼みごとを引き受けては時間もエネルギーも削られていく。
社会人になってからはそれが加速しました。
・仕事では同僚の尻拭いを引き受ける
・上司には逆らわず笑顔で従う
・プライベートでも友人や家族に“都合の良い人”として扱われる
当時は「その方が人間関係がスムーズにいく」と思い込んでいたのです。
◆ 心と体の限界サイン
しかし、「いい人」でいることには代償がありました。
ある日、ふと鏡を見た自分の顔に驚きました。どこか無表情で、疲れ切った顔がそこにいたからです。夜は眠れず、休日も心からリラックスできない。気を抜くと「どうせ自分は…」という言葉が頭の中を支配しました。
体は正直です。常に肩は凝り、胃痛も頻繁に起こるようになり、ついに医者から「ストレス性の自律神経失調症の可能性がある」と告げられました。
◆ 気づきのきっかけは小さな一言
転機は、信頼できる友人にふと漏らした「もう疲れた…」という言葉でした。
彼は真剣な顔で、こう言ったのです。
「お前は本当にそれで幸せ? ずっと“いい人”を演じ続けるの?」
その瞬間、胸に刺さるものがありました。私は“いい人”ではあっても、“自分”ではなかったのです。
◆「いい人」から「自分らしい人」へ
そこから私は少しずつ、自分を取り戻す挑戦を始めました。
・断る勇気を持つ
最初は小さなことから。「今日は予定があるから無理」と伝えるだけでも心臓がドキドキしましたが、相手は意外にも「わかった」とあっさり。拍子抜けするほどでした。
・本音を伝える
「それは違うと思う」「私はこう感じている」と正直に話す練習をしました。衝突を恐れていたけれど、むしろ相手との距離が縮まることもありました。
・自分の時間を優先する
読書や運動など、誰にも気を遣わない時間を大切にするようになりました。これが心の回復に大きく役立ちました。
◆「自分らしさ」を生きることの意味
もちろん今でも「いい人」でいたい気持ちはあります。人に優しくしたいし、助け合いも大事です。
でもそれは「無理してまで」やることではないと学びました。
“他人に合わせる人生”から、“自分を大切にする人生”へ。
自分らしく生きることで、心は軽くなり、人間関係も自然に健やかになっていきました。
◆同じように悩む人へ
もし今、あなたが「いい人」でいることに疲れているなら——
どうか覚えておいてください。
あなたが「自分らしく生きること」を選んだからといって、周りの人は離れていきません。
むしろ、本当のあなたを理解してくれる人だけが残り、関係はより深まっていきます。
「いい人」である前に、あなたは“自分”でいていいのです。
私のリスタート体験が、誰かの背中を押せたら嬉しいです。



