Day081:イライラが長引く人の共通点と手放し方!

川元伸一

川元伸一

テーマ:メンタル

Day081

◆コラムの動画版YouTubeを、本日9/11木曜日18:00より配信開始!
https://youtu.be/QqDP0JTsEYo


1. なぜ「イライラ」が長引くのか?

誰でも一度や二度はイライラすることがあります。
ただ、ある人は数分で気持ちを切り替えられるのに、ある人は半日、場合によっては何日も引きずってしまう。

この違いは「出来事そのもの」よりも、心のクセに関係しています。
イライラが長引く人には、共通する思考パターンがあります。


2. イライラが長引く人の共通点

では、具体的にどんな特徴があるのでしょうか?

①「正しさ」にこだわりすぎる
「自分が正しいのに、相手が間違っている!」と考えがち。
その結果、相手を許せず怒りが続きます。

② 「〜べき」に縛られている
「こうあるべき」「こうするべき」という強い価値観があると、それに反する出来事に強く反応します。

③ 頭の中で何度もリプレイする
嫌な場面を繰り返し思い出してしまう。思考の「反芻(はんすう)」によって怒りを増幅させています。

④ 自分の気持ちを抑え込みすぎる
「怒ってはいけない」と無理に抑えると、かえって心の中で膨らみます。


3. イライラを手放す3つのステップ

では、長引くイライラから解放されるにはどうすればよいのでしょうか?
ここでは3つのステップをご紹介します。

ステップ① 「いま怒っている自分」を認める
「私はいまイライラしてるな」と心の中でつぶやくだけでOK。
感情を否定せず、ただラベルを貼るだけで、気持ちの温度は少し下がります。

ステップ② 「原因」を外ではなく内に探す
「相手が悪いから」ではなく「なぜ自分はここまで気になるのか?」と視点を変えます。
たとえば、「相手が約束に遅れると許せない」のは、実は自分自身が「時間を守ること」に強い価値を置いているからかもしれません。

ステップ③ 「切り替えの儀式」を持つ
・深呼吸を3回する
・机を軽く片付ける
・外に出て5分歩く
など、自分なりの「怒りを終わらせる行動」を習慣にしておきましょう。


4. イライラを手放すと人生が軽くなる

イライラを長引かせる人は、心のエネルギーを常に消耗しています。
逆に、感情をスッと切り替えられる人は、エネルギーを次の行動や前向きな時間に使えます。

「イライラ=悪」ではありません。
それは自分の価値観や大切にしているものを教えてくれる“サイン”でもあります。

ただし、必要以上に長引かせないこと。
そのために「気づく・内に視点を向ける・切り替えの儀式」を、ぜひ取り入れてみてください。

あなたの心が少しでも軽くなり、毎日が穏やかに過ごせることを願っています。

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川元伸一
専門家

川元伸一(ウェルネス&オンライン起業コンサルタント)

KIS zero株式会社(ケーアイエスゼロ)

45歳以上のウェルネスライフを実現する、健康・起業・終活を支援するコンサルティングを提供。豊富な経営経験に基づくサポートで行動につなげます。運動や食生活、メンタルをテーマにしたオンライン講座も開催。

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