Day150:腸内環境を整えると“心と体”が元気になる!

◆コラムの動画版YouTubeを、本日9/10水曜日18:00に配信開始!
https://youtu.be/LvmJ5bk3Q7M
スーパーやコンビニで並ぶ食品の多くには、見慣れた「食品添加物」の名前が並んでいます。
保存料、着色料、香料、甘味料、酸化防止剤……。
「体に悪そう」とわかっていても、避けきれないのが現代の食生活です。
では、私たちはどう“正しく付き合う”べきなのでしょうか?
1. 食品添加物=悪者ではない?
まず知っておきたいのは、食品添加物は「安全基準」をクリアして初めて流通しているという点です。
例えば、防腐剤があるからこそ食中毒のリスクが減り、食品ロスも抑えられています。
つまり、添加物は「便利さと安全」を支える存在でもあるのです。
2. それでも“注意が必要”な理由
しかし、日常的に摂りすぎることで問題が生じる可能性は否定できません。
特に注意したいのは以下の3点です。
・複数の添加物を同時に摂取していること
一つ一つは基準値内でも、日常的に積み重なると体に負担をかけます。
・加工食品への依存
スナック菓子や菓子パン、清涼飲料水など「おいしさを演出する」食品は、添加物が多用されがちです。
・“食習慣”への影響
人工甘味料や強い香料は“舌を慣れさせて”しまい、本来の自然な味覚を鈍らせる危険性があります。
3. 添加物を減らす生活のコツ
完全にゼロにすることは現実的ではありませんが、、、
大切なのは「なるべく減らす」ことです。
・原材料表示を確認する習慣をつける
カタカナや化学名が多いほど、添加物が多いサイン。
・シンプルな食品を選ぶ
「原材料:小麦粉、塩、酵母」など、少ない表示のものを選ぶ。
・自炊を増やす
調味料や素材を自分で選べるため、不要な添加物を避けられます。
・加工品を“ご褒美扱い”にする
毎日ではなく「たまに楽しむ」スタンスで、心身の負担を軽減。
4. “無添加=安全”の落とし穴
「無添加」と書かれていても、すべてが安心とは限りません。
砂糖や塩分、油脂が多ければ生活習慣病リスクは高まりますし、自然由来でも摂りすぎれば健康を損なうことがあります。
つまり 「添加物の有無」よりも「食全体のバランス」 を意識することが重要です。
5. 添加物とどう向き合うか?
現代社会では「食品添加物ゼロ」の生活はほぼ不可能です。
だからこそ、避けられない部分は受け入れつつ、自分でコントロールできる部分を工夫すること。
・毎日の主食・主菜・副菜はシンプルに
・お菓子やジュースは“特別な日”に
・原材料を読める力を身につける
この3つを意識するだけで、体への負担はぐっと減ります。
◉まとめ
食品添加物は「敵」でも「味方」でもなく、私たちの選び方次第で健康への影響が変わります。
「知らないうちに摂っていた」を「知って選べる」に変えることが、現代の食生活を整える第一歩です。
今日からラベルをチェックしてみませんか?
ほんの少しの意識が、未来の健康を守ります。



