Day078:無理なダイエットで体を壊した!そこから学んだ「健康との向き合い方」

川元伸一

川元伸一

テーマ:リスタート体験談

Day078

◆こちらのコラムの動画版YouTube!本日9/8月曜日18:00配信開始!
https://youtu.be/FZ5dooHVhZM

私たちが「新しいスタートを切ろう」と思うとき、多くの人がまず考えるのは「見た目の変化」かもしれません。体型を引き締めたい、若々しくなりたい、第一印象を良くしたい——その気持ちは自然なことです。私自身も、ある時期に「痩せなければならない」という強い思い込みから、無理なダイエットを始めたことがありました。

その結果どうなったか。見事に体を壊しました。


1. 「結果を急ぐ」気持ちが招いたしくじり

当時の私は、仕事でもプライベートでも結果を早く出すことが習慣になっていました。その延長で、「体重も短期間で落とさなければ意味がない」と考えたのです。極端に食事を制限し、毎日のように長時間の運動を課し、睡眠を削ることもありました。

体重計の数字は面白いように減っていきましたが、その裏で体は悲鳴を上げていました。常に疲労感があり、風邪をひきやすくなり、集中力も続かない。何より、心までギスギスして人との関わりも楽しめなくなっていったのです。


2. 病院で言われた一言

ある日、ふらつきで倒れて病院に運ばれました。そこで医師から言われたのは、「あなたは健康を削って痩せようとしている」。

その言葉にハッとしました。私は「健康になるため」に痩せようとしたのに、実際には「健康を犠牲」にしていたのです。


3. 健康との向き合い方をリスタート

そこから私の「健康観」は大きく変わりました。

・食事は“減らす”のではなく“整える”こと
・運動は“追い込む”のではなく“積み重ねる”こと
・睡眠は“削るもの”ではなく“回復の時間”であること

つまり、健康とは「体重」や「見た目」ではなく、「毎日の生活を元気に送れる力」だということに気づいたのです。


4. 再スタート後の変化

リスタートしてからは、無理のない習慣を取り入れました。
朝は軽いストレッチで体を目覚めさせ、食事はバランスを意識し、時には好きなものを楽しむ。夜はできるだけ同じ時間に眠る。

すると不思議なことに、以前よりも心も体も軽くなり、人との関わりも楽しめるようになりました。体重はゆっくりと落ち着き、リバウンドもなくなりました。


5. あなたへのメッセージ

ダイエットに限らず、私たちはつい「最短」「即効」「劇的変化」を求めがちです。しかしそれは長続きせず、多くの場合「しくじり」に終わります。

人生をリスタートするなら、焦らず、じっくり、そして「健康を犠牲にしない」ことが大切です。

私のしくじりから学んだことは、 「健康はゴールではなく、リスタートを支える基盤」 だということ。

もし今、あなたが同じように「急いで変わらなければ」と焦っているなら、一度立ち止まって考えてみてください。
「私は健康を大切にできているだろうか?」と。


◉まとめ

・無理なダイエットは必ず体を壊す
・健康は「数字」ではなく「生活を楽しめる力」
・リスタートするなら、健康を犠牲にしない方法を選ぶ

私のしくじりが、あなたの新しい一歩の参考になれば幸いです!

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川元伸一
専門家

川元伸一(ウェルネス&オンライン起業コンサルタント)

KIS zero株式会社(ケーアイエスゼロ)

45歳以上のウェルネスライフを実現する、健康・起業・終活を支援するコンサルティングを提供。豊富な経営経験に基づくサポートで行動につなげます。運動や食生活、メンタルをテーマにしたオンライン講座も開催。

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