Day124:「複利の力」でお金を増やす!初心者でもできる“シンプル投資法”とは?

「収入が少ないから貯金できない」「節約しているのにお金が貯まらない」
そんな声をよく耳にします。ですが実は、お金の悩みの多くは“収入の大小”ではなく、“お金の使い方”にヒントがあります。
お金の使い方には、人の性格や価値観が表れます。だからこそ「自分がどんな使い方をしているか」に気づくだけで、家計は大きく変わります。今日はそのための「家計を知る3つの視点」をご紹介します。
1. 【視点①】お金の「性質」から見る
お金の使い方は、大きく3種類に分けられます。
・消費:生活に必要な支出(食費・家賃・光熱費など)
・浪費:なくても困らないが、その場の欲望で使ってしまうお金(衝動買い・ギャンブルなど)
・投資:将来のために役立つ支出(学び・健康・人脈づくりなど)
この分類を意識するだけで、「あれ、浪費が多すぎるな」と気づいたり、「これは投資だから必要なお金」と納得できたりします。
たとえば、同じ1万円でも
・居酒屋での豪遊は“浪費”
・健康診断の受診は“投資”
・スーパーでの食材購入は“消費”
このように、性質で分けると家計のバランスが見えてきます。
2. 【視点②】お金の「時間軸」から見る
次に、お金の使い方を時間の長さで考えてみましょう。
・短期(今日・今週):日常生活や楽しみのためのお金
・中期(数年以内):教育費・旅行・車購入などの目標資金
・長期(老後・将来):年金・退職金・資産運用で準備するお金
つい「今の楽しみ」に偏ると、未来のお金が不足します。逆に「老後のため」と我慢ばかりだと、今が味気ないものに。
例えば「旅行費用を少し控えて、老後資金へ回そう」など、短期と長期のバランスを意識することが大切です。
3. 【視点③】「価値観」から見る
最後は、人それぞれの価値観です。
・家族と過ごす時間にお金をかけたい人
・趣味や学びに投資する人
・モノより体験を大事にする人
どれも間違いではありません。大切なのは「自分や家族にとっての優先順位」を確認することです。
夫婦間で「お金の優先順位」が違うと、衝突の原因になります。だからこそ一度「私たちは何にお金をかけたいか」を話し合ってみると、家計の方向性が整います。
◉まとめ
家計を整える第一歩は、節約でも副業でもありません。
「自分はどんなお金の使い方をしているのか」を知ること。
そのために今日から、
・消費・浪費・投資に分ける
・短期・中期・長期で考える
・家族の価値観をすり合わせる
この「3つの視点」を意識してみましょう。
お金の不安が減り、人生のお金の流れがぐっとクリアになりますよ。
◆コラムの動画版YouTube配信!
【大人のウェルネス大学】健康・お金・人間関係の学び舎



