自分にOKを出す練習:「もう遅い」を超えるセルフメディケーションの育て方!

気持ちが落ち着かない、イライラする、頭の中がぐるぐる回る──。
そんな「心のザワつき」を感じる瞬間は、誰にでもありますよね。特に現代人は、情報過多・人間関係・仕事のプレッシャーなどで、知らず知らずのうちに心が緊張状態に陥りやすいものです。
でも、安心してください。心が乱れたときに、ほんの3分間でリセットできる習慣があるとしたらどうでしょうか?
今日は、すぐに実践できる「3分間リセット法」をご紹介します。
1. まずは「呼吸」に意識を戻す(1分)
心がザワつくとき、人は無意識に呼吸が浅くなっています。胸だけで息をしていたり、早く短い呼吸になったりして、自律神経が乱れてしまうのです。
そんなときは、まず1分間だけ呼吸に集中してみましょう。
・鼻からゆっくり息を吸う(4秒)
・少し止める(2秒)
・口から細く息を吐く(6秒)
これを数回繰り返すと、酸素が体の隅々に行きわたり、副交感神経が優位になって気持ちが落ち着いてきます。
「たった1分」ですが、呼吸を意識するだけで体と心は大きく切り替わります。
2. 頭の中を書き出す(1分)
次にやるのは「頭の中の断捨離」です。
ザワつきの正体は、「心の中に処理しきれない情報や感情が溜まっていること」。これを紙に書き出すだけでスッキリするのです。
・頭に浮かんでいることをそのままメモする
・「気になる」「不安」「やること」などカテゴリー分けしてもOK
・解決する必要はなく、とにかく外に出すことが大事
1分で十分。「書く」という行為は、頭の中を整理する力があります。
3. 身体を少し動かす(1分)
最後に、「身体」を通して心を整えましょう。
人間の心と体はつながっています。身体が固まったままだと、心も固まってしまうのです。そこでおすすめは、1分間の軽いストレッチや動き。
・首をゆっくり回す
・肩をすくめて下ろす
・手を大きく伸ばして深呼吸
これだけでも血流が改善され、頭も心も軽くなります。
◉まとめ:「3分間リセット法」で心を軽く!
心がザワついたときに使える“3分間リセット法”をまとめると──
・呼吸を整える(1分)
・頭の中を書き出す(1分)
・身体を動かす(1分)
たったこれだけです。
「時間がない」「余裕がない」と感じる人ほど、この3分を大切にしてみてください。積み重ねるうちに、「気持ちが乱れても立て直せる」という自信が生まれ、心の安定感が増していきます。
次に心がザワついたとき、ぜひ試してみてくださいね。
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