Day070:立ち姿が変わる!“骨盤ニュートラル”の作り方

川元伸一

川元伸一

テーマ:運動・体づくり

Day070

◆「立ち姿」に出る身体の不調サイン

「姿勢が悪いですね」と言われたことはありませんか?
多くの人が気づかないうちに 骨盤の傾き を崩しています。
骨盤は身体の土台。その位置が前に倒れても、後ろに倒れても、全身に影響を与えてしまいます。

・骨盤が前に傾く(反り腰タイプ)
→ 腰痛・太もも前の張り・下腹ぽっこり
・骨盤が後ろに傾く(猫背タイプ)
→ 背中の丸まり・お尻の垂れ・肩こり

つまり「骨盤のニュートラル(自然な位置)」を保つことが、健康にも見た目にも大切なのです。


◆ 骨盤ニュートラルってどんな状態?

専門的に言えば、

・恥骨とおへそを結ぶラインが 地面と垂直
・腰のカーブ(S字カーブ)が自然に保たれている

これが「ニュートラルポジション」。
立ち姿勢だけでなく、座る・歩く・運動する際の基本になります。


◆ 自分の骨盤をチェックする方法

・壁に背中をつけて立ちましょう
(かかと→お尻→背中→後頭部を壁に付けます)
・腰と壁の隙間に「手のひら一枚」が入るかを確認
・隙間が広すぎる → 骨盤が前傾(反り腰)
・隙間が狭すぎる/つかない → 骨盤が後傾(猫背)

◉ 手のひら一枚が理想のニュートラルです。


◆ 1分でできる「骨盤ニュートラル体操」

・仰向けに寝て、膝を立てます
・息を吐きながら、腰を床に押しつけて骨盤を後傾
・息を吸いながら、腰を反らせて骨盤を前傾

この動きをゆっくり5〜10回繰り返す

◉ 「前傾」と「後傾」を行き来しながら、ちょうど真ん中=ニュートラルを見つける感覚を養います。


◆骨盤を整えるメリット

・腰痛・肩こりの予防
・呼吸が深くなる
・見た目が若々しくなる
・運動パフォーマンス向上

姿勢は「努力して胸を張ること」ではなく、「骨盤を正しい位置に置くこと」から始まります。
今日からぜひ、 “骨盤ニュートラル”習慣 を取り入れてみてください。


◆コラムの動画版YouTube!
【大人のウェルネス大学】健康・お金・人間関係の学び舎

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川元伸一
専門家

川元伸一(ウェルネス&オンライン起業コンサルタント)

KIS zero株式会社(ケーアイエスゼロ)

45歳以上のウェルネスライフを実現する、健康・起業・終活を支援するコンサルティングを提供。豊富な経営経験に基づくサポートで行動につなげます。運動や食生活、メンタルをテーマにしたオンライン講座も開催。

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