Day038:疲れやすい人に共通する“栄養不足”チェックリスト!

「夜遅くに食べると太る」とはよく言われますが、なぜそうなるのでしょうか?実はこれは 消化の仕組み と 体内リズム に深く関係しています。
1. 夜は「消化力」が落ちる時間帯
人間の体には「体内時計」があり、朝は代謝や消化の働きが活発になり、夜は休息モードに入ります。
夜遅くの食事は、胃や腸の働きが弱まっている時間帯に負担をかけることになり、
・ 消化不良
・ 胃もたれ
・ 脂肪として蓄積
につながりやすいのです。
2. インスリンの働きが夜は鈍る
食事で摂取した糖質は血糖値を上げます。それを下げるのが「インスリン」というホルモン。
ところが夜はインスリンの分泌が低下しているため、糖をエネルギーとして使いにくく、余った分が中性脂肪に変わりやすくなります。
つまり、同じ食事でも「昼は燃焼」「夜は蓄積」となりやすいのです。
3. 睡眠の質を下げてさらに太る
夜遅くの食事は睡眠にも悪影響を与えます。
寝る直前に胃が働いていると、深い眠りに入りにくくなり、成長ホルモン(脂肪燃焼や細胞修復を助ける)が十分に分泌されません。
その結果、代謝が落ちて太りやすくなってしまいます。
4. 避けられない場合の工夫
とはいえ、仕事や付き合いでどうしても遅くなる日もありますよね。
そんなときは次の工夫を。
・ 消化に優しいものを選ぶ:うどん、スープ、豆腐など
・ 脂っこい料理を避ける:揚げ物・ラーメンはNG
・ 寝る2時間前までに終える
・ アルコール・カフェインは控える
◆まとめ
夜遅くの食事が太りやすいのは、
・消化力の低下
・インスリンの働きの低下
・睡眠の質の低下
という「体の仕組み」が関係しています。
「食べる時間帯」も健康管理の大切なポイントです。
どうしても遅くなる場合は、量と質を工夫して、体に負担をかけない工夫をしてみてください。
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