Day054:「お金の不安が消えない…」という人に共通する思考パターン!

川元伸一

川元伸一

テーマ:お金・ライフプラン

Day054

1. なぜ“お金の不安”は消えないのか?
「ある程度貯金もあるのに、なぜか不安が消えない」
「収入が増えても、安心感は増えない」

これは、多くの人がお金に関して陥りがちな**“思考のクセ”**が関係しています。
実は、このクセを知らないまま節約や投資をしても、心の中の不安は解消されません。


2. 共通する3つの思考パターン
パターン① 常に「足りない前提」で考える
・「まだこれじゃ足りない」
・「老後はもっと必要になるはず」
→ 具体的な数字を持たず、漠然と不足感を抱くことで不安が増幅します。

パターン② 他人と比較してしまう
・SNSで同年代の旅行や豪華な生活を見て焦る
・同僚の年収や持ち家の有無で劣等感を感じる
→ 比較軸が外にある限り、安心は得られません。

パターン③ “今”より“将来の最悪”ばかり想像する
・「病気になったらどうしよう」
・「年金が減ったら生活できないかも」
→ 確率よりも恐怖感で判断してしまい、必要以上に心配します。


3. 不安を減らすための“逆転思考”
お金の不安は、「状況」よりも「捉え方」が大きく影響します。
次の3つを意識するだけでも、かなり変わります。

◉数字で把握する
・毎月の支出と老後に必要な金額を具体化する
・「ざっくりではなく明確な数字」にするだけで漠然とした不安が薄れます
◉自分軸の基準を持つ
・他人の生活水準ではなく、自分にとって必要な暮らしを定義する
・「自分にとっての豊かさ」の条件を明確化
◉コントロールできる範囲に集中する
・将来のすべては予測できません
・収入源の分散、健康維持など“今できる備え”にフォーカス


4. まとめ
お金の不安は、収入額や資産額よりも思考パターンに左右されます。
・足りない前提で考える
・他人と比較する
・最悪ばかり想像する

この3つのクセを減らし、数字と自分基準で向き合えば、同じ資産額でも安心感は大きく変わります。


一言メッセージ:
「お金の不安」を減らす第一歩は、“心の使い方”を変えること。
まずは数字で可視化し、他人ではなく“自分の豊かさ”に目を向けましょう!


◆YouTube毎日配信(このコラムの動画版)
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川元伸一
専門家

川元伸一(ウェルネス&オンライン起業コンサルタント)

KIS zero株式会社(ケーアイエスゼロ)

45歳以上のウェルネスライフを実現する、健康・起業・終活を支援するコンサルティングを提供。豊富な経営経験に基づくサポートで行動につなげます。運動や食生活、メンタルをテーマにしたオンライン講座も開催。

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