Day003:親との関係がしんどい人へ|まず整えるべき“視点”とは?

「また余計なこと言っちゃったかも…」
「相手に嫌な思いさせてないかな?」
そんな“気遣い疲れ”が続いていませんか?
人間関係において「気を使える」のは素晴らしい長所です。
でもそれが“自分を犠牲にしてまで”になってしまっているとしたら――
いつしか心も体も悲鳴をあげてしまいます。
今日のテーマは、気を使いすぎて疲れてしまう人が、「自分を守りながら人と関わる」ためのヒントです。
◆「気を使いすぎる人」の3つの特徴
まず、“気を使いすぎる人”には共通点があります。
① 相手の気持ちを先回りして考えすぎる
たとえば、相手がちょっと不機嫌そうに見えたら
「自分のせいかも」「何か言っちゃった?」と心配になる…。
② NOと言えず、我慢を重ねてしまう
「断ったら悪いかな…」と頼まれごとを引き受け続け、
自分のキャパを超えてしまうことも。
③「嫌われたくない」が無意識の前提
良い人に見られたい、嫌われたくないという思いが強く、
つい相手に合わせてしまうクセがある。
◆ 疲れるのは「他人軸」で生きているから
気を使いすぎて疲れる人は、常に「他人軸」で物事を判断している傾向があります。
・自分がどうしたいか、よりも「相手はどう思うか」
・自分の気持ちよりも「相手が嫌な思いをしないか」
それ自体が悪いわけではありませんが、“相手中心の自分”を長く続けていると、自分を見失ってしまうのです。
ではどうすればいいのか?
◆ キーワードは「自分軸のコミュニケーション」
“自分軸”とは、わがままや自己中心とは違います。
・自分の気持ちを大切にすること
・自分の価値観に正直でいること
・相手と対等な関係を築こうとする姿勢
つまり「自分を犠牲にせず、相手を尊重する」バランス感覚のことです。
◆ “自分軸”を育てる3つのステップ
Step① 「本当はどうしたい?」と問いかける
何かに悩んだ時、まず自分自身にこう問いかけてみてください。
「本当はどうしたい?」
「自分が我慢してまでやること?」
たったそれだけでも、“自分の感情”を拾い上げる練習になります。
Step② 小さな「NO」を言ってみる
いきなり大きな断りは難しくても、
たとえば「今日は予定があるので難しいです」といった
**“丁寧なNO”**から始めてみましょう。
NOを言ったからといって、相手との関係が壊れるわけではありません。
むしろ本音で関わることの方が、長い目で見て信頼関係を築けます。
Step③ 罪悪感ではなく「尊重」を土台にする
断る時や自分の気持ちを伝える時に、罪悪感が湧いてしまうこともあるでしょう。
でもそれは「悪いことをしているから」ではなく、
今まで我慢することが当たり前だったから。
あなたが自分を尊重し始めたことは、
決して自己中心的ではなく、健全な人間関係を築く第一歩なのです。
◆ まとめ|気遣いは、あなたの優しさの証
あなたが「気を使いすぎてしまう」のは、
それだけ“他人を思いやれる優しさ”があるから。
ただし、その優しさを「自分にも」向けてみてください。
他人を尊重するように、自分の気持ちや限界も大事にする。
そんな“自分軸のコミュニケーション”を心がけることで、
もっと心がラクに、もっと人と自然に関われるようになります。
◆今日のひとこと
相手を大切にしたいなら、まず自分を大切にすること。
“自分を守る”ことは、わがままではなく、愛の形です。
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