Day029:50代の副業がうまくいく人・失敗する人の違いとは?

川元伸一

川元伸一

テーマ:起業・副収入

Day029

50代から副業を始めようとする方が増えています。
理由は「老後資金の不安」「収入源を増やしたい」「退職後に備えて」など様々ですが、
いざ始めてみると、うまく軌道に乗る人と、途中で挫折してしまう人がはっきり分かれます。

では、その違いはどこにあるのでしょうか?
今回は、これまで100人以上の副業・起業のカウンセリングをしてきた立場から
「うまくいく人 vs. 失敗する人」の明確な違いを3つに整理してお伝えします。


①目的が「お金」だけか?「ライフスタイル」まで描いているか?

副業を「稼ぐ手段」としか捉えていない人は、続かない傾向があります。
なぜなら、思ったように稼げない時にモチベーションが下がりやすいからです。

一方、うまくいく人は「どんなライフスタイルを送りたいか」までイメージしています。
・毎月●万円の収入で、●●旅行に行ける
・週3日だけ働いて、趣味も楽しめる
・自宅で働きながら、親の介護もできる など
お金の先にある「暮らしのイメージ」があるから、学ぶ姿勢も、行動力も変わってくるのです。


②“会社員マインド”のままか? “個人で稼ぐ力”を養っているか?

50代は特に、長年の会社員生活がしみついているため、
「指示待ち」「完璧を目指す」「失敗を避ける」といった傾向が強く出ます。
副業でうまくいくには、むしろ逆の姿勢が大切です。
・分からないことはすぐ聞く
・まずはやってみる(失敗してOK)
・7割で公開する(完璧主義は遅れる)
・自分の得意を棚卸しして発信する
つまり「考えるより動く」「他人に頼る」「発信する」が、副業の世界では成功の鍵になります。


③「今あるスキル」で始めようとするか?「市場ニーズ」に合わせているか?

失敗する人に多いのは、「これなら自分にもできそう」という理由だけで始めてしまうケース。
例:ライティング、せどり、動画編集など…
もちろん自分の得意を活かすのは大切ですが、
「それが今の市場で求められているか?」を見ていないと、稼げません。

成功している人は、
・今の時代に何が必要とされているか?
・自分の経験・強みをどう変換できるか?
・誰に届ければ価値になるか?
この3点をしっかり考えています。


◆まとめ|成功の鍵は「視点のズラし」と「伴走者の存在」

50代の副業は、若い世代とは異なる“強み”があります。
・社会人経験の深さ
・人とのつながり
・信頼性や落ち着き
ただし、「視点をズラす」ことが必要です。
自分視点 → 相手視点へ。
経験ベース → 市場ニーズへ。
完璧主義 → まずはやってみる。

そして、もう一つ重要なのが「伴走者の存在」。
一人で進めると、どうしても視野が狭くなったり、途中で不安になったりします。
あなたに合った副業スタイルや進め方を一緒に整理してくれる人がいれば、
迷いが減り、確実に前に進めます。

もし今あなたが、
「自分には何ができるか分からない…」
「50代から始めても遅いかも…」と感じているなら――

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川元伸一
専門家

川元伸一(ウェルネス&オンライン起業コンサルタント)

KIS zero株式会社(ケーアイエスゼロ)

45歳以上のウェルネスライフを実現する、健康・起業・終活を支援するコンサルティングを提供。豊富な経営経験に基づくサポートで行動につなげます。運動や食生活、メンタルをテーマにしたオンライン講座も開催。

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