Day026:老後のお金が不安な人へ|“見える化”の第一歩!

川元伸一

川元伸一

テーマ:お金・ライフプラン

お金・ライフプラン01

◆老後のお金の不安は「見えない」から起きる
「老後資金が不安です」
これは、私のところに来る相談者の多くが最初に口にする言葉です。

しかし、実際に老後にいくら必要で、いくら足りていないのかを“数字”で把握できている人は、ほとんどいません。
老後のお金の不安は「金額が足りない」からではなく、
「何が、どれだけ、いつまで必要かが“見えない”」ことによる不安が大きいのです。
だからこそ、まずは“見える化”が必要不可欠なのです。


◆「なんとなくの不安」は“脳”を疲れさせる
人間の脳は、「見通しが立たない状況」に強いストレスを感じます。
逆に言えば、たとえ金額が足りていなくても「現状が見えている」「対策の道筋がある」と感じることで、脳は落ち着き、前向きに考えることができます。
“お金の不安”というメンタルストレスを減らすには、「整理して、見える形にする」ことが第一歩になるのです。

“見える化”の第一歩は「現状把握」から
では、実際にどんなステップで“見える化”を進めていけば良いのでしょうか?
以下に、誰でもできる3ステップを紹介します。

Step①:収入と支出をざっくり整理する
・現在の収入(月収、年金、資産運用益など)
・現在の支出(生活費、住宅費、保険、趣味など)
まずは、毎月の家計を「ざっくり把握」することから始めましょう。
細かく家計簿をつける必要はありません。
ノート1枚に、収入と支出を項目ごとに書き出すだけでもOKです。
ポイントは「大きな流れを掴むこと」です。

Step②:60歳以降のライフプランをざっくり描く
「何歳で退職するか?」「年金はいつからもらえるか?」「持ち家か賃貸か?」
「子どもの独立はいつか?」「夫婦の健康状態は?」など、老後の生活を具体的に想像してみましょう。
ここでは“正確な未来”を予測する必要はありません。
「ざっくり10年単位くらいのイメージ」で十分です。
老後の収入源(年金・資産)と支出(生活費・介護・住居・趣味など)を時系列で見ていくことで、将来の「お金の流れ」が見えてきます。

Step③:「足りない金額」をざっくり試算する
・退職までに貯めておきたい金額はいくらか?
・年金だけで足りるか?
・どこで「取り崩し」が必要になるのか?
ざっくりと「必要な老後資金」と「準備できそうなお金」の差額を出すことで、
“どこにギャップがあるか”が明確になります。
このギャップが見えることで、「副収入を増やす」「支出を抑える」「資産運用を始める」などの具体的な対策が立てられるようになります。


◆老後資金は「準備よりもまず見える化」
老後資金の準備というと、
・節約して貯金を増やす
・投資を始める
・保険の見直しをする
などが思い浮かぶかもしれません。

もちろん、それらも重要ですが、
まず何よりも大切なのは「自分のお金の現状と将来を可視化すること」です。
「何に使っているのか」「どこにムダがあるのか」
「どこにリスクがあるのか」「どのくらい備えが必要か」
これらが“見えれば”、必要以上に不安を抱え込むことはありません。


◆最後に|「お金の見える化」で人生が整う
お金の問題は、人生の土台です。
特に老後は、健康・人間関係・住まいなど、あらゆる面でお金が絡んできます。
だからこそ、「お金の流れを見える化」することが、より良い人生設計の第一歩となります。

何も難しいことをやる必要はありません。
まずは、ノート1枚、紙とペンでいいのです。
「お金の“見える化”」こそが、あなたの人生の“安心の土台”になります。
今から一緒に、整えていきましょう!


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川元伸一
専門家

川元伸一(ウェルネス&オンライン起業コンサルタント)

KIS zero株式会社(ケーアイエスゼロ)

45歳以上のウェルネスライフを実現する、健康・起業・終活を支援するコンサルティングを提供。豊富な経営経験に基づくサポートで行動につなげます。運動や食生活、メンタルをテーマにしたオンライン講座も開催。

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