Day019：年金っていくらもらえるの？『ねんきん定期便』の見方講座！

「将来、年金はいくらもらえるの？」
多くの方が漠然とした不安を感じるこの疑問。
実は、その答えを知るヒントが、毎年届く**「ねんきん定期便」**の中にあるんです。
でも…

「専門用語が多くて、読むのが面倒」
「結局、どう見たらいいかわからない」
そんな声もよく聞きます。
そこで今回は、ねんきん定期便の見方をシンプルに解説します！


❶ ねんきん定期便って何？
ねんきん定期便は、日本年金機構から毎年誕生月に送られてくる書類で、
・これまでの保険料納付状況
・将来の年金見込額
などが記載されています。
・49歳までは「これまでの実績」だけ
・50歳以上は「将来の見込み額」も記載
という違いがあります。

❷ 見るべきポイントは「年金見込額」！
50歳以上の人には、
「60歳まで今と同じ働き方を続けた場合、何歳からいくらもらえるか」
という「年金見込額」が表示されます。
ここで注目したいのは、
・老齢基礎年金（国民年金）：原則満額で年間約80万円（2025年度現在）
・老齢厚生年金（会社員・公務員などが加入）：勤続年数と年収によって差がある
＼つまり…／
あなたの年金のベースラインを知ることができるのです！

❸ 年金額を増やす方法も見えてくる！
定期便を見ることで、
年金加入期間が40年未満の場合、国民年金の満額をもらえない
厚生年金が少ない人は、将来受け取れる金額が少ない可能性あり
といった現実が見えてきます。

だからこそ大切なのが、
＼早めの対策／
たとえば、
国民年金の「付加年金」や「任意加入制度」
iDeCoなどの私的年金
副収入での資産形成　など
“老後のお金の不安”は、
見て見ぬふりをせず、数字で把握することが第一歩なのです！

❹ スマホで確認もできる「ねんきんネット」
「紙の定期便、どこにいったっけ…」という方も大丈夫。
〝ねんきんネット（日本年金機構のWebサービス）〟を使えば、
スマホやPCから自分の年金記録や見込額をいつでも確認できます。
しかも、年金のシミュレーションもできるので、
「60歳以降どう働くか」に合わせて年金額の予測も可能です。

◆まとめ｜まずは“年金額の現実”を知ることから
年金の制度は、どんどん変わっていきます。
でも、自分の将来がどうなるのかは、
ねんきん定期便と、ねんきんネットで“今”知ることができる。

将来を「なんとなく」で不安に思うより、
数字で見える化することで、必要な対策が見えてきます。
あなたもぜひ、
届いた「ねんきん定期便」から、自分の未来をのぞいてみませんか？


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