「本当の自分を取り戻すため」のマインド・デトックス!

川元伸一

川元伸一

テーマ:マインド・思考法

マインド・思考法01

私たちは日々、多くの「情報」や「人の意見」「役割期待」に囲まれて生きています。

家族として、上司として、部下として、親として…
「〇〇すべき」「こうあるべき」という“無意識の鎧”が、いつの間にか自分の本音や本質を見えなくしてしまうのです。

その状態が続くと、気づけば自分を見失い、「何がしたいのか分からない」「生きている実感がない」という状態に陥ることも珍しくありません。
そんなときに必要なのが――

「マインド・デトックス」です。


◆ マインド・デトックスとは?
「デトックス」という言葉は、身体に溜まった毒素や老廃物を排出して本来の健康を取り戻すこと。

マインド・デトックスもそれと同じで、
心に溜まった“不要な思考・感情・思い込み”を手放すことで、自分本来の感覚や価値観を取り戻すという作業です。


◆ 心の毒は、気づかないうちに溜まっている
例えば、こんな思考を抱えていませんか?
・「人に嫌われないようにしなきゃ」
・「こんなこと言ったら変に思われるかも」
・「自分だけ楽をするなんてダメだ」
これらの多くは、他人基準・過去の体験・刷り込みによって作られた“心の毒”。
意識しないまま抱え続けると、自己否定や不安を生み出し、心の自由を奪います。


◆ マインド・デトックスの3ステップ
Step1:「心のゴミ」に気づく
まずは、「自分の中にある不要な思考」に気づくこと。
一日を振り返り、自分の口ぐせ・思考パターンを書き出してみてください。

たとえば:
・「どうせ無理だよな…」が口ぐせになっている
・SNSを見ては自分と比較して落ち込んでいる
・誰かの期待に応えることばかり考えている

それらは、“本当の自分”ではありません。

Step2:「誰の声?」と問いかける
その思考は、本当に自分の声でしょうか?

「親に言われたことかも」「会社で刷り込まれた考え方かも」
そう気づけると、その思考が“借りもの”だと見抜けます。

Step3:「今の自分」が何を感じているかに意識を向ける
誰かの価値観を手放した後に大切なのは、
“今のあなた”が何を感じているかです。

・心地よいと感じる時間はどんなとき
・無理している場面はどんなときか
・もっとこうしたい、という欲求はないか
“気持ち”に耳を澄ますことは、マインド・デトックスの仕上げともいえます。


◆「自分に戻る」ことは、人生の舵を自分で握ること
他人の期待に応えてばかりいた人生から、
「自分はどうしたいのか?」を軸に生きる人生へ。
それは、人生の主人公に戻るということです。

心のゴミをデトックスし、
“本当の自分”に再会する時間をぜひつくってみてください。
変化は、小さな気づきから始まります!


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川元伸一
専門家

川元伸一(ウェルネス&オンライン起業コンサルタント)

KIS zero株式会社(ケーアイエスゼロ)

45歳以上のウェルネスライフを実現する、健康・起業・終活を支援するコンサルティングを提供。豊富な経営経験に基づくサポートで行動につなげます。運動や食生活、メンタルをテーマにしたオンライン講座も開催。

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