Day073:「食生活の乱れ」が心と体に与える影響

「1日3食きちんと食べなさい」
子どもの頃から耳にタコができるほど言われてきたこの言葉。
朝・昼・晩の3回食事をとるのが「正しい」「健康的」という価値観が、日本では長く常識とされてきました。
でも、ちょっと待ってください!
この「1日3食」は、果たしてすべての人にとって本当にベストなのでしょうか?
◆そもそも「1日3食」はいつから始まった?
歴史を紐解くと、日本人が1日3食をとるようになったのは江戸時代後期以降の話だそうです。
それまでは1日2食が一般的で、労働量や生活環境によってまちまちでした。
現代の私たちの生活はというと——
座ってパソコン、車移動、運動不足…と、カロリー消費は圧倒的に少ない。
それなのに「3食食べるのが健康」という習慣だけが根強く残っている。
これでは栄養過多や内臓の疲れにもつながりかねません!
◆「食べすぎ」が身体に与える3つの影響
・消化器官への負担
胃腸は休む暇なく働かされ、疲弊しやすくなります。
・脂肪の蓄積と代謝の低下
使い切れなかったエネルギーは脂肪として蓄えられ、代謝が落ちやすくなります。
・血糖値の乱高下
頻繁な食事は血糖値を乱し、集中力やメンタルの不調にもつながります。
◆「空腹時間」を持つという考え方
最近では「16時間断食(リーンゲインズ)」など、食事回数を減らし、空腹時間を設ける健康法も注目されています。
空腹の時間を取ることで、
・内臓が休まり、
・成長ホルモンの分泌が促進され
・細胞の修復や代謝機能が高まる
…といった効果が報告されています。
◆ 大切なのは「自分に合っているか」
1日2食でも問題ない人もいれば、3食しっかり食べた方が元気な人もいます。
大切なのは、「周りがそうだから」ではなく、「自分の身体に合っているか」を基準に見直すこと。
以下のような視点で自分の食習慣を見直してみましょう:
・空腹感がないのに、時間だからと食べていないか?
・食後に眠くなったり、だるくなったりしていないか?
・体調が良い時間帯と食後の関係性はどうか?
◆ まとめ
「1日3食」に縛られる必要はありません。
あなたの生活習慣・体質・目的に合わせて、「回数」より「質とタイミング」に目を向けてみましょう。
“なんとなく”ではなく、“目的と選択”のある食生活を。
今こそ、「常識」という名の思い込みから自由になりませんか?
【川元|人生再起動ナビ】公式LINEです!
友だち追加はコチラから
https://lin.ee/BYnpyfu



