「考えすぎで動けない」人に必要な〝決断の型〟!

川元伸一

川元伸一

テーマ:マインド・思考法

マインド・思考法01

「やったほうがいいのは分かってる。でも…」
「失敗したらどうしよう」「もっといい方法があるかも」
こうして、頭の中でグルグルと考えすぎてしまい、結局なにも行動に移せない…そんな自分にイライラした経験はありませんか?

実はこれは、多くの人に共通する“思考のクセ”です。特に、真面目で責任感の強い人ほど、選択に慎重になりすぎて動けなくなる傾向があります。

しかし、「考えること」と「決断すること」は似て非なるもの。
ここでは、「考えすぎで動けない人」が持つべき【決断の型】を、3つのステップでご紹介します。


◆なぜ、私たちは“考えすぎて”しまうのか?
そもそも、私たちが「考えすぎる」のは、脳が“損失”を避けようとする働きがあるからです。
リスク、失敗、人からの評価…これらを避けようとするあまり、「今のまま何もしない方が安全」と判断してしまうのです。

ですが、「何もしない」ことが、最も大きな損失になる場合もあります。
チャンスの喪失、時間の経過、自信の低下…気づけば、「後悔」だけが残ることに。


★【決断の型】3ステップ
ここでご紹介するのは、「動けない思考」を「動ける思考」に変えるための“決断の型”です。

◆ STEP①:選択肢を“2択”に絞る
たとえば、「A案・B案・C案・D案・E案…」と複数の選択肢があると、人は逆に決められません。
ここでのコツは、“最終的な2つ”に絞ること。
=「やるか/やらないか」
=「今やるか/後でやるか」
=「リスクを取るか/守りに入るか」
選択肢を2つに限定することで、思考はシンプルになり、直感や価値観が働きやすくなります。

◆ STEP②:「最悪の結果」ではなく「最小の行動」を考える
決断を妨げるのは、多くの場合「最悪の結果ばかり想像するクセ」です。
ですが実際には、ほとんどの行動は「ちょっとやってみる」ことから始められます。
=「5分だけ調べてみる」
=「1人にだけ相談してみる」
=「資料を1枚だけ作ってみる」
こうした“最小の行動”を考え、決断のハードルを下げていきましょう。

◆ STEP③:「行動のあとに考える」を許す
最後に大切なのは、「行動してから考える」ことを“OK”とするマインドです。
完璧な答えや100点満点の計画ができるまで動かない――これでは一生、変化は起きません。
むしろ、動いた結果から考えることで
=「自分が本当に望んでいたこと」
=「修正すべき点」
=「次の一手」
が見えてくるのです。


◆まとめ:決断は“未来を選ぶ行為”
決断とは、「過去を振り返ること」ではなく、「未来を選ぶこと」。
考えすぎて動けないときは、自分の中にある“行動のハードル”を下げ、小さく動いてみましょう。

やがて、行動が思考を整え、思考がまた行動を後押ししてくれる。
そのサイクルが、あなたの未来を確実に変えていきます!


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川元伸一
専門家

川元伸一(ウェルネス&オンライン起業コンサルタント)

KIS zero株式会社(ケーアイエスゼロ)

45歳以上のウェルネスライフを実現する、健康・起業・終活を支援するコンサルティングを提供。豊富な経営経験に基づくサポートで行動につなげます。運動や食生活、メンタルをテーマにしたオンライン講座も開催。

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