“どうせ無理”が口癖のあなたへ!~思考の枠を壊す最初の一歩~

「やったほうがいいのは分かってる。でも…」
「失敗したらどうしよう」「もっといい方法があるかも」
こうして、頭の中でグルグルと考えすぎてしまい、結局なにも行動に移せない…そんな自分にイライラした経験はありませんか?
実はこれは、多くの人に共通する“思考のクセ”です。特に、真面目で責任感の強い人ほど、選択に慎重になりすぎて動けなくなる傾向があります。
しかし、「考えること」と「決断すること」は似て非なるもの。
ここでは、「考えすぎで動けない人」が持つべき【決断の型】を、3つのステップでご紹介します。
◆なぜ、私たちは“考えすぎて”しまうのか?
そもそも、私たちが「考えすぎる」のは、脳が“損失”を避けようとする働きがあるからです。
リスク、失敗、人からの評価…これらを避けようとするあまり、「今のまま何もしない方が安全」と判断してしまうのです。
ですが、「何もしない」ことが、最も大きな損失になる場合もあります。
チャンスの喪失、時間の経過、自信の低下…気づけば、「後悔」だけが残ることに。
★【決断の型】3ステップ
ここでご紹介するのは、「動けない思考」を「動ける思考」に変えるための“決断の型”です。
◆ STEP①:選択肢を“2択”に絞る
たとえば、「A案・B案・C案・D案・E案…」と複数の選択肢があると、人は逆に決められません。
ここでのコツは、“最終的な2つ”に絞ること。
=「やるか/やらないか」
=「今やるか/後でやるか」
=「リスクを取るか/守りに入るか」
選択肢を2つに限定することで、思考はシンプルになり、直感や価値観が働きやすくなります。
◆ STEP②:「最悪の結果」ではなく「最小の行動」を考える
決断を妨げるのは、多くの場合「最悪の結果ばかり想像するクセ」です。
ですが実際には、ほとんどの行動は「ちょっとやってみる」ことから始められます。
=「5分だけ調べてみる」
=「1人にだけ相談してみる」
=「資料を1枚だけ作ってみる」
こうした“最小の行動”を考え、決断のハードルを下げていきましょう。
◆ STEP③:「行動のあとに考える」を許す
最後に大切なのは、「行動してから考える」ことを“OK”とするマインドです。
完璧な答えや100点満点の計画ができるまで動かない――これでは一生、変化は起きません。
むしろ、動いた結果から考えることで
=「自分が本当に望んでいたこと」
=「修正すべき点」
=「次の一手」
が見えてくるのです。
◆まとめ:決断は“未来を選ぶ行為”
決断とは、「過去を振り返ること」ではなく、「未来を選ぶこと」。
考えすぎて動けないときは、自分の中にある“行動のハードル”を下げ、小さく動いてみましょう。
やがて、行動が思考を整え、思考がまた行動を後押ししてくれる。
そのサイクルが、あなたの未来を確実に変えていきます!
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