“周囲の声”に負けない:応援されないときの心の整え方

●「何もやる気がしない日」があるのは自然なこと
朝起きた瞬間から「今日はダメだな」と感じる日、誰にでもあります。
頭では「やらなきゃ」と分かっていても、体が重い、気分が乗らない、集中できない・・・。そんな自分に嫌気が差して、ますます気力が下がる。・・・という悪循環に陥ることもあります。
でもまずは知っておいてほしいのです。
「気力が湧かない日」は、あなたがダメなわけではありません。
それは、心と体からの“メッセージ”です。
● なぜ気力が湧かないのか?その3つの背景
① 身体の疲労や睡眠不足
意外に多いのが、「心の問題」ではなく「身体の問題」。
睡眠が浅かったり、体が疲れていたりすると、脳の働きも鈍り、前向きなエネルギーが出にくくなります。気力は「心」だけで生まれるものではなく、身体とも密接につながっているのです。
② 思考のオーバーワーク
「◯◯しなければ」「◯◯すべき」といった“べき思考”が多すぎると、知らぬ間に脳がキャパオーバーになります。やる気が出ないのではなく、「すでに疲れている」ことに気づかない人も多いです。
③ 感情の抑圧
気力が出ないときほど、自分に「元気でいなきゃ」「頑張らなきゃ」とプレッシャーをかけてしまいがち。けれど、心の底では「休みたい」「泣きたい」と思っていることも。その“本音”を無視すると、気力はどんどん萎んでいきます。
● 気力が湧かない日の“正しい過ごし方”3選
① 「そんな日もある」と割り切る
100点満点で動ける日ばかりじゃないのが人間です。
だからこそ、今日は「60点で良し!」と決める。予定を1つでもこなせたら自分を褒めてください。完璧を目指さず「できたことにフォーカス」するのがコツです。
② 気力が湧く“行動のスイッチ”を知っておく
たとえば以下のような小さな「起動スイッチ」が役立ちます:
・お気に入りの音楽を1曲だけ聴く
・外に出て5分だけ太陽を浴びる
・あたたかいお茶をゆっくり飲む
・ノートに今の気持ちを3行だけ書く
行動が先、感情が後です。
ほんの少し体を動かすだけでも、心の流れが変わっていきます。
③ 誰かと「ちょっと話す」
家族でも友人でも、誰かと2~3分会話をするだけで、自分の中の“停滞”がゆるみます。
「言葉にする」ことが、気力の通り道を開いてくれるのです。
● 最後に──「低気力の波」も人生のリズム
気力が出ない日があっても、それは決して「劣っている証拠」ではありません。
波があるからこそ、人は深みを持てます。
低気力の時間に無理をしすぎず、「今、自分は休むタイミングなんだな」と、心に余白を持つことが、次のエネルギーを生み出す原動力になります。
あなたの今日が、「がんばらないことで整う日」になりますように。
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