「時間がない」本当か?忙しさの裏にある思考習慣!

川元伸一

川元伸一

テーマ:マインド・思考法

マインド・思考法01

「時間がないんです…」
日々、忙しさに追われる方がよく口にする言葉です。
けれど、本当に「時間がない」のでしょうか?

実は、「忙しい」と感じる人の多くは、時間の使い方や思考のクセに課題を抱えていることが少なくありません。
今回は、時間がないと感じる人に共通する思考習慣について掘り下げてみましょう。


◆1. 忙しさの正体は「選択の迷い」と「優先順位のあいまいさ」
「やらなきゃいけないことが多すぎる」
「全部大事で、どれから手をつけていいかわからない」

このような状態は、脳が常に“未決事項”で占拠されており、思考のエネルギーが分散しています。
結果、「何も進まない」「時間が足りない」と感じやすくなるのです。

★ 対策:
・タスクを紙に書き出す
・今日やるべき“3つだけ”に絞る
・後回しでも死なないことは切り捨てる


◆2. 「完璧主義」と「気が散る習慣」が時間を奪う
「ちゃんとやりたい」が強すぎると、一つのタスクに異常に時間をかけてしまいます。
また、スマホ通知・SNS・メールチェックなどの〝横やり〟習慣が集中力を削ぎます。

● 対策:
・完璧を求める前に「まず終わらせる」
・スマホは“タイマー”以外の機能はオフ
・集中タイム(25分+5分)を導入してみる


◆3. 「時間がない」と言っている限り、ずっと変わらない
「時間がない」という言葉は、思考を止める魔法の呪文でもあります。
それを口にすることで、自分自身の改善努力を棚上げできるからです。

★ 今日の問い:
「本当に時間がないのか?それとも“考えずに済む言い訳”にしていないか?」


◆まとめ:時間は「ある・ない」ではなく「使い方と思考」
時間は平等に24時間。
「あるかないか」ではなく、「どう使うか」「どう捉えるか」の問題です!

忙しさの正体は、思考のクセや選択の曖昧さ。
まずは、「時間がない」という言葉を自分の辞書から外してみませんか?


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川元伸一
専門家

川元伸一(ウェルネス&オンライン起業コンサルタント)

KIS zero株式会社(ケーアイエスゼロ)

45歳以上のウェルネスライフを実現する、健康・起業・終活を支援するコンサルティングを提供。豊富な経営経験に基づくサポートで行動につなげます。運動や食生活、メンタルをテーマにしたオンライン講座も開催。

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