なぜ〝食べてるのに疲れる〟のか?その本当の理由!

川元伸一

川元伸一

テーマ:食生活

食生活01


「しっかり食べてるのに、なんだか疲れが取れない」
「食後にむしろ眠くなったり、だるくなることが増えた」

そんなお悩みを感じたことはありませんか?
実はそれ、“栄養が足りていない”のではなく、“栄養の使い方”に問題があるのかもしれません。

●【食べてる=栄養が摂れている】は間違い!?
多くの人は、「食事=エネルギー補給」と考えがちですが、
食べたものが「しっかり消化・吸収・代謝」されて、
はじめて“元気になる”材料となります。

ところが、以下のような状態では
食べても疲労回復にはつながりません。

●消化力が落ちている
加齢、ストレス、早食い、冷たい飲み物などによって
胃腸の働きが低下すると、どんなに栄養価の高い食事も
“分解・吸収”されずに終わってしまいます。

●糖質・脂質に偏っている
エネルギー源は確保できても、ビタミンB群やミネラルなど
“エネルギーを燃やすための補酵素”が不足すると、
体内でガソリンはあってもエンジンが回らない状態になります。

●自律神経が乱れている
交感神経優位が続くと、消化吸収や代謝機能は低下。
食後に疲れたり、眠くなるのはこの影響のサインでもあります。

●【食べること=休息にもなる】という発想を
エネルギーを「摂ること」ばかりに注目しがちですが、
大切なのは**“食べたものを使いこなせる身体づくり”**です。

・ゆっくりよく噛む
・冷たいものを避けて胃腸にやさしく
・加工食品を減らし、旬の食材を中心に
・食後にすぐ動かず、10分だけでも“休む”

こうした小さな習慣が、
「疲れが取れない食生活」から
「食べるほどに元気になる体質」への第一歩になります。

●まとめ
「しっかり食べてるのに疲れる…」
その原因は、“量”より“質”、そして“消化力”の問題かもしれません。

いま一度、
あなたの「食べ方」「選び方」「過ごし方」を見直してみませんか?


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川元伸一
専門家

川元伸一(ウェルネス&オンライン起業コンサルタント)

KIS zero株式会社(ケーアイエスゼロ)

45歳以上のウェルネスライフを実現する、健康・起業・終活を支援するコンサルティングを提供。豊富な経営経験に基づくサポートで行動につなげます。運動や食生活、メンタルをテーマにしたオンライン講座も開催。

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