価格のつけ方に迷ったら:価値と遠慮の間で揺れるあなたへ!

川元伸一

川元伸一

「この価格で売っていいのだろうか?」
「高すぎると思われたらどうしよう……」

商品やサービスに価格をつけるとき、そんな迷いが生まれるのは自然なことです。特に、自分のスキルや経験を形にして提供するビジネスをしている方にとって、「遠慮」と「正当な価値評価」の間で揺れるのはよくある話です。

■なぜ価格で迷うのか?
価格を決められない背景には、以下のような心理が潜んでいることが多いものです。

「自信がない」:自分の価値を正しく認識していない

「断られるのが怖い」:価格を理由に離れられたくない

「感謝されたい」:ビジネスというより“恩返し”のような気持ちが強い

これらはすべて「人との関係性」を重視するからこそ起こるものです。ですが、その感情が価格設定を不健全なものにしてしまうと、長期的には自分を苦しめることになります。

■価格は「価値の翻訳」である
価格は、単なる数字ではありません。
「その人(あなた)に頼む意味」を表す、**“価値の翻訳”**です。

あなたが培ってきた経験、情熱、工夫。
それを受け取った人がどれだけ楽になり、安心し、前進できるのか。

この“受け手側の変化”を見つめてみましょう。そこから見えてくるのは、
「自分が提供しているものは、決して安売りすべきものではない」という事実です。

■価値を守るための3つの視点
自分を客観視する
 自分のサービスを「他人のもの」だと思って価格をつけてみると、冷静になれます。

競合ではなく“受け手の未来”を見る
 他社比較ではなく、「その価格で何が起きるか?」を基準に。

継続できる価格にする
 安すぎて自分が疲弊してしまっては、持続できません。続けることが、最も価値のある提供です。

■最後に:遠慮よりも、誠実さを
遠慮して価格を低くすることは、誠実とは少し違います。
「ちゃんと受け取っていただく」ことが、双方にとって健全な関係を築きます。

あなたの提供するものは、他にはない唯一無二のものです。
その価値にふさわしい価格を、堂々と掲げてください。


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川元伸一
専門家

川元伸一(ウェルネス&オンライン起業コンサルタント)

KIS zero株式会社(ケーアイエスゼロ)

45歳以上のウェルネスライフを実現する、健康・起業・終活を支援するコンサルティングを提供。豊富な経営経験に基づくサポートで行動につなげます。運動や食生活、メンタルをテーマにしたオンライン講座も開催。

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