大手上場企業でも間違える仕組み導入のタイミング!?
組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、社員が勝手に動いて利益が2倍になる
組織作りのコツをお届けします。
コンサルタント仲間が、
経営者・後継者向けの勉強会で
会社と社員の価値観をあわせましょう!
という話をしたら
社員は、定時で帰りたいし、
給料をもらえれば良いという人ばかりです。
そんな個人の価値観と会社の価値観を合わせるのは、
大変難しいです。
どうしたら良いでしょうか?
と聞かれたそうです。
この話、皆さんはどう思いますか?
社員の価値観を変えさせても
会社の価値観にピタッと合わせるべきだ!と
と思っていますか?
では、本当にそれで良いのでしょうか?
個人の価値観と会社の価値観をどこまで合わせるかは、
ビジネスモデル、経営者の理想、外部環境で
経営者が決めれば良いと思います。
例えば、
個人の価値観を〇、会社の価値観を〇、2つの〇で表すとします。
多様性を尊重する会社は、重なり具合は少なく、
会社とまったく同じ価値観で働いてほしい会社は、
二つの〇が重なり、一つの〇に見える状態になっています。
昭和の時代は、過去の経験が通用する時代でした。
また、終身雇用制の中で、
毎日の昼食や、レクリエーション、飲みにケーションなど頻繁にあり、
時間をかけて会社の価値観を共有していました。
ですから、
個人の価値観と会社の価値観が
時間を掛けて同じになっていきました。
2つの〇がピタッと重なった状態です。
5年、10年と長い時間を掛けても
ビジネスモデルが変化しなくても良いし
個人の価値観も多様性に溢れていなかったので
良かったのではないでしょうか。
今は、
外部環境の変化が激しく、
ビジネスモデルも外部環境に対応し
変化させなければならず
ヒトの成長が事業の成長スピードに追い付いていません。
価値観の共有に時間を掛けるのが難しくなっています。
また、
個々の価値観は多様性に溢れてきています。
個人と会社の価値観を全く同じにするということは
難しい状況だと思います。
ですから、
全く〇が重ならなくてもよいと思います。
しかし、
最低限会社のミッション・ビジョン・バリューには共感し
働いている時間は実践してほしいだけだと、私は思います。
昭和の時代のように
プライベートの価値観までを共有する必要はないと思います。
しかし、
プライベートも含めて価値観を一致させていのであれば
採用方式を考え、
個人の価値観も合う人材を見つけることが
必要になってくると思います。
Z世代を採用し働いてもらいたいなら
プライベートの価値観まで合わせるのは
難易度が高いと思いますが、、、、。
ですから、
最終的にはどこまで価値観を合わせるかは
どんなビジネスモデルで
どんな組織を作りたいのかで
経営者が決めれば良いと思います。
さて、
皆様の会社はどこまで価値観を合わせてますか?
そもそも、
ミッション、ビジョン、バリューが明確になっていますか?
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