裸の王様は嫌いですか…?
組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、
社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。
仕事柄、皆さんに学べといっているので、
私もチームビルディングや人と組織に関する学びは継続しております。
棚を整理していたら、2019年 慶應丸の内シティキャンパスの
ラーニングイノベーション論 のテキストを発見しました。
第一講座の裏表紙に、「大人の学びは痛みを伴う」と書かれていました。
メイン講師の立教大学の中原 淳 教授の話をメモしたことを思い出しました。
大人が学ぶと、それまでの古い考えや大切にしてきたことを壊して
新しい考えを採用することになる。
この壊すということは、痛みを伴うことだ。
痛みがなければ、学びを活かすことが難しい
という意味に捉えていました。
その当時、大人の学びが痛みを伴うなら、
50歳でも学び続ける
自分は相当”ドM”なんだと思っていました((笑))
学びの痛みといえば、
以前、私が新しい考え方や手法を取り入れるために、
今までの考え方や手法を捨てなければいけない
と思い込んでおり、
捨てることへの不安や痛みを
私のコーチに相談したことがあります。
まさに、学びの痛みを痛切に体験した瞬間があったのです。
そこで、言われたのが、
「古いのを捨てるのではなく、
新しいのを付加すると考えたらどうでしょうか?」
でした。
まずは、両方持っていて、
その場その場で、
上手くいく考え方や手法を
選択できるようにすれば良い
と考えるようにしてからは、
学びと痛みは切り離されました。
そして、
新しい手法を試してみると上手くいくので
結果、古いやり方はあまり、やらなくなりました。
今思えば、
新しい手法を付加するという考え方は、
考え方を一気に変えることは難しいので
新しい手法をやっていく内に
考え方も自然に変化する。
(システム思考)
もう一つは、
人は楽しいと思うことしかやらない、
わざわざ痛い思いをすることは避ける。
人は、プラス、楽しい、快感と本人が思うことしかやらない
(選択理論)
というモノの見方や心理学からも的を射ていてると
私は思うのです。
あなたは、大人の学びは
痛みを伴うと考えますか?
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