人事評価制度の前に必要なこと~ソフトな仕組み~
組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、
社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。
コンサルタントの勉強会で、
ある課題達成型ワークゲームをするのを
外から見ていました。
このチームは見事に時間内に
課題達成を果たすことができました。
なぜ、上手くいったのでしょうか?
それは、
クリエイティブプロセスが
上手く回っていたからです。
クリエイティブプロセスとは、
チームがうまく機能するモデルです。
まず人間の思考特性は4つに分類されます。
_____________________
A (理論・理性)の強い人は、論理的に考える人です。
B(堅実・計画)の強い人は、堅実に考える人です。
C(感覚・友好)の強い人は、友好的に考える人です。
D(冒険・創造)の強い人は、創造的に考える人です。
_____________________
課題解決や新たな事にチャレンジするとき・・・
まず初めに、D(冒険・創造)の強い人が、アイデアを出します。
全体から物事を捉えるので、
課題解決の糸口を見つけることができます。
しかし
その反面、イメージは描けますが、言葉にできなかったり、
論理性がなかったりします。
次に登場するのは、A(理論・理性)が強い人です。
D(冒険・創造)の人が出したアイデアを
論理立てて整理をします。
しかし、A(理論・理性)が強い人は、
一方的に説明するのは得意です。
人の気持ちが分かりません。
次に登場するのが、
C(感覚・友好)の強い人です。
A(理論・理性)が整理したアイデアを
メンバーが分かるように説明したり、
メンバーをつなげる役割をします。
しかし、C(感覚・友好)の強い人は、
決断力に欠けます。
メンバー全員のことを考えると、
決められなくなります。
ここで、再び登場するのが、
D(冒険・創造)の強い人です。
全体が見えているのと、
チャレンジするのに臆しないので
「これだ!」という決断ができます。
ところが、「これだ!」と決断した計画も
実行する人がいないと、前に進みません。
最後に登場するのがB(堅実・計画)の強い人です。
それまでに議論したことが頭に整理されているので、
ものごとを着実に推し進めていきます。
これが回るしかチームが
課題達成する方法はないと思います。
特に、難しい課題や初めての課題であればあるほど…。
実は、このチーム以前にやったときには、
上手くクリエイティブプロセスが回りませんでした。
今回は、行動スタイルでいう
自己主張・自己表現が低いが「D」(冒険・創造)が高い人が、
議論の口火を切り
進めることができたから上手くいったのです。
お互いの効き脳や行動スタイル、
基本的欲求の特性を知って
特性を活かしあうことが重要なんです。
このお互いの特性を知って活かしあうのが人材力です。
みなさんもチームで課題達成が上手くいっていなければ
人材力から高めてみませんか?
さて、人材力・組織力・関係力を数値化して、
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