人材力頼みのチーム
組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、
社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。
私
中小企業診断士の1次試験が合格した方に、
企業診断を教える仕事を約10年しています。
その中で起こった出来事です。
7人のチームで企業診断し、
経営戦略など実行施策まで
落とし込んで提案します。
私は議論を見守っていました。
ある日皆で、議論しつくして
経営戦略を決めて終わりにしました。
しかし、終了後になって、
ここ自分の考えと違う、
あれが自分の考えと違う
などと言いだしたAさんがいました。
ちゃぶ台返し発生です!
なぜ、議論の最中にAさんは
発言してくれなかったのでしょうか?
それは、その人の行動スタイルに答えがあります。
行動スタイルとは、
自己表現・自己主張・柔軟性
の3つが高いか低いかを表したものです。
自己表現が高い人は、自分のことを話したり
表現するのが大好きです。
自己表現が低い人は、口数も少ないので、
物静かで控えめな印象を受けます。
自己主張が高い人は、
「相手に自分の意見を肯定してほしいと望む度合い」
が高く、相手をねじ伏せてでも自分の意見を通そうとします。
自己主張が低い人は、人との対立をできるだけ避けようとします。
平和主義者と言われる人です。
柔軟性が高い人は、
順応性が高く、白黒はっきりつかないような
非常にあいまいな状況でも戸惑ったりしません。
柔軟性が低い人は、
意志が固く、物事がきちんと
決められていることを好みます。
さて、Aさんはどうであったのでしょうか?
自己表現は限りなく低く、
自己主張は高く、
柔軟性は低いと考えられます。
ですから、自分の確固たる意見を持っていながら、
自己表現が極端に低いので討議中に
意見を言わなかったのです。
しかし、自分の意見を相手に納得してほしいので、
終わってから主張し始めたということです。
皆さんの職場でもありませんか、
会議中に尋ねても発言しないので、賛成かと思ったら、
会議終了後にぶつぶつ言って、何も実行しない人。
でも、事前にお互いの
行動スタイルが分かっていたら
会議中に意見を述べてもらうまで待ったり、
さらに促したりできます。
会議前に意見を訊いてみたりすることもできます。
皆さんの周りの人は、
自己表現、自己主張、柔軟性は高いのか低いのか
話し合ってみてはいかがでしょうか?
お互いの事を知ることでコミュニケーションは
上手くいきます。
ちなみに、コミュニケーションが上手い方は、
相手の自己表現、自己主張、柔軟性にあわせて
自分の相手の自己表現、自己主張、柔軟性を
上げ下げして、上手く対処しています。
コンサルタントもしかりです。サービス業ですから。
私の自己表現は+3、自己主張+3、柔軟性+3と
どちらかといえば、言葉や感情がでやすく、
自分の意見を肯定してほしいという思いも
若干持ちながら、様々な人に対応可能です。
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