幹部のサポートはしてますか?
組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。
先日、経営者向けの勉強会でチームビルディングについて学んでもらう機会がありました。フラフープを使って楽しみながらチームビルディングが学べるワークをやりました。最初は上手くいかなかったのですが、5分程度でできるようになりました。なぜ、できるか皆で話し合ってもらうと、何とチームビルディングに必要な3つの力人材力・組織力・関係力が必要というところにたどり着きました。
その勉強会の中で、ある経営者から、「チームワーク」という言葉は聞きなれていますが、「チームビルディング」という言葉は初めて聴きました。これって同じものですか?チームワークが良いではダメなのですか?と聞かれました。
そう実は、「チームワーク」が良いだけでは、ダメなのです。
それはなぜかと言いますと、外部環境の変化が激しく先の見通しが分からないなか、新しい問題解決や新しい仕事を進める時にはチームワークでは上手くいかないからです。
「チームワーク」とは、組織力と関係力の2つで仕事をしていることをさします。目標を仕組みと助け合いで仕事をカバーしあって問題解決している状況です。社員同士の弱点を補完しながら特定の課題を解決しています。
「チームビルディング」とは、チームワークに人材力も加えて、人材力・組織力・関係力の3つで仕事をしていることをさします。個人の強みや長所を最大限に活かし、組織が上げる成果を最大限引き出し、目標達成可能な組織として仕事をしている状況です。
特にコロナ禍以降、今まで解決したことがない初めての問題解決が必要とされ、人の強みや個性を最大限に活かすことができなければ、組織の継続が難しい状況です。社員それぞれの能力を結集し、付加価値を生み出し、中長期の視点で、目的・目標達成を目指す取り組みが必要なのです。
さらに、中小企業はゼネラリストが少なく、特定の能力だけが高い人の集まりである点もチームビルディング必要な理由です。私自身、中小企業の経験があるため、よく分かります。世の中の大変革期、大企業も中小企業も個性豊かで一芸に秀でた社員を巻き込んで進んでいく以外に道はないと考えています。
ですから、チームワークではなく、チームビルディングが必要なのです。
ですので、皆様もチームワークが良い状態ではなく、3つの力を高めてチームビルディングを進めていきませんか?
【関係力】を高める講座を3月に提供することにしました。
講演やセミナーなどでやってきた内容ですが、
チャレンジプログラムとしてお伝えするのは初めてですので今回は無料で提供いたします。
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