STEP2 問題をブレイクダウンする【基本②】プロセス分解で問題を小さくする技法
「対策を出したのに、全体像がバラバラでまとまらない」
「現場では頑張っているが、経営層から見ると部分最適に見えてしまう」
こうした課題は、問題解決のプロセスでよく起こります。
ここで役立つのがHOWツリーです。
HOWツリーとは、対策を体系的に整理し、全体像を一枚で見える化するツールです。
HOWツリーとは?
HOWツリーは、「どうやって解決するのか?」を段階的に分解し、ツリー構造で表すものです。
例:「配送遅延を減らす」
・どうやって?
1. 荷受け時間を見直す
2. 配送ルートを最適化する
3. 繁忙期の人員体制を強化する
さらに下位の具体策に展開していくことで、抜け漏れなく全体像を整理できます。
HOWツリーがもたらす3つの効果
1.抜け漏れを防ぐ
→ 対策をツリー化することで「やっていない部分」が一目で分かる。
2.優先順位を見える化する
→ 上位の目的に対して、どの施策がより効果的か比較しやすい。
3.実行計画に落とし込みやすい
→ 各HOWを「誰が・いつまでに・どうやって」に直結させられる。
ケース:カスタマーサポート改善
ある企業では「問い合わせ対応の遅さ」を解決するため、HOWツリーを作成しました。
・どうやって?
1. FAQを整備する(顧客が自分で解決できる仕組み)
2. オペレーター教育を強化する
3. AIチャットボットを導入する
ツリー化してみると、これまで議論に上がっていなかった「自己解決の仕組みづくり」が抜けていることに気づき、施策に追加。
結果、問い合わせ数そのものが減り、対応スピードが大幅に改善しました。
まとめ:HOWツリーは「解決策の設計図」
- HOWツリーは、対策の全体像を整理するロジックツール
- 抜け漏れを防ぎ、優先順位を明確にできる
- 実行計画への橋渡し役として機能する

AI時代の問題解決メソッド(33/50)
次回予告
STEP5 対策を立てる【応用】生成AIでアイデアを拡散させるコツ
人間の発想だけでは限界がある対策立案に、AIをどう組み合わせるかを解説します。
「アイデアは出るが深まりに欠ける」と感じる方は、ぜひご相談ください。
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「自社(自分)の場合はどう考えればよいか」
「実際に何から始めればよいか」
といった段階でも、お気軽にご相談いただけます。
内容がまだ整理できていない場合でも問題ありません。
まずはお問い合わせフォームよりご連絡ください。
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