STEP5 対策を立てる【応用】生成AIでアイデアを拡散させるコツ

釜剛史

釜剛史

テーマ:AI時代の問題解決メソッド

「ブレストをしても、似たような案ばかり出る」
「新しい発想をしようとしても、結局“前例の延長線”になってしまう」

そんな時に役立つのが、生成AIをアイデアの“発散パートナー”として活用する方法です。
AIは大量の情報や異なる文脈を結びつけ、人間では想像しにくい切り口を提示してくれます。



生成AIでアイデアを広げる3つのコツ

1.制約を外して問いかける
 例:「コスト無限大でやるなら?」「常識を完全に外すとしたら?」
 → 極端な案から、現実的に応用できるヒントが見えてくる。
2.異業種の事例を持ち込む
 例:「同じ課題を航空業界ならどう解く?」「エンタメ業界なら?」
 → 他分野の発想が、自社課題に新しい視点をもたらす。
3.複数視点で答えを出させる
 例:「経営者の視点」「現場社員の視点」「顧客の視点」で順に生成させる。
 → 立場を変えることで、意外な課題解決策が浮かび上がる。

ケース:新商品の販促アイデア出し

ある食品メーカーが「新商品のカレーパンをどう売るか?」をテーマに生成AIを活用しました。

  • 経営者視点:「ブランド全体を強化するためのタイアップ企画」
  • 現場視点:「レジ横に置いて試食を促す」
  • 顧客視点:「辛さレベルを選べる体験型プロモーション」

人間だけでは出にくい異なる角度の案が揃い、最終的には「辛さ選択型キャンペーン」という新しい販促企画が採用されました。

落とし穴:AIの“質より量”に惑わされない

生成AIは確かに大量のアイデアを出せますが、そのままでは玉石混交です。

  • 表面的なアイデアが多い
  • 実現性が低いものも混じる
  • 組織の文脈に合わない案が含まれる

重要なのは、AIのアイデアを人間が精査し、絞り込む収束思考につなげることです。

まとめ:AIは発散の触媒

  • 生成AIは発散思考を強力にサポートするツール
  • 制約を外す・異業種を持ち込む・視点を変えることで、発想が広がる
  • 最終的には人間が「やるべき順」に整理することが不可欠




AI時代の問題解決メソッド(34/50)

次回予告
STEP5 対策を立てる【事例】「包装変更」か「味改善」か―AIと人が導いた解決策

実際にAIと人間の知恵を組み合わせ、現場で成果を出したケースをご紹介します。
「AIのアイデアを実際に形にするには?」と感じている方は、ぜひご相談ください。


=====
「自社(自分)の場合はどう考えればよいか」
「実際に何から始めればよいか」
といった段階でも、お気軽にご相談いただけます。

内容がまだ整理できていない場合でも問題ありません。
まずはお問い合わせフォームよりご連絡ください。

お問い合わせフォームはこちら
=====

\プロのサービスをここから予約・申込みできます/

釜剛史プロのサービスメニューを見る

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

釜剛史
専門家

釜剛史(イノベーションコンサルタント)

株式会社あくるひ

企業研修、コーチング、技術経営コンサルティングの三つのアプローチでイノベーションを実践的に支援。富士写真フイルムやトヨタ自動車での実体験を基に、「横から目線」でクライアントの愉快創造を活性化します。

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

教育研修を通じて世界に愉快を創造する専門家

釜剛史プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼