STEP0 問題解決手法とは?【事例】パン屋のケースから学ぶ「見せかけの解決」とAIの役割
「どんなに考えても、似たような案ばかり出てくる」
「結局、当たり障りのない解決策に落ち着いてしまう」
問題解決の現場でよく耳にする悩みです。
その背景には、発散思考が不足していることがあります。
STEP5「対策を立てる」では、まず発散思考によって解決策の“幅”を広げることが重要です。
発散思考とは?
発散思考とは、制約や実現可能性を一旦脇に置き、できるだけ多様な解決策を出していく思考法です。
- 量を優先する:「数が質を生む」という前提でアイデアを大量に出す
- 否定を保留する:「そんなの無理」より「もしやってみたら?」と受け止める
- 枠を外す:「常識」「業界慣習」「前例」から自由になる
これにより、従来の延長線では出てこない発想が生まれます。
ケース:製造現場での残業削減
ある製造現場で「残業を減らしたい」という課題がありました。
通常は「作業効率を上げる」「シフトを見直す」といった定番案に終始してしまいます。
そこで発散思考を取り入れ、あえて「実現可能性は考えない」というルールでアイデアを出しました。
- 工場を完全自動化する
- 夜間作業を海外拠点に委託する
- 残業を“評価対象”にしない制度を導入する
一見すると極端ですが、この中から「残業時間を可視化し、管理職評価に反映する」という実効性のある施策が生まれ、改善が進みました。
発散の中に、実行可能な種が眠っているのです。
発散思考の場をつくるコツ
- ブレストのルールを明確にする(否定禁止・量を優先)
- 異なる立場の人を混ぜる(現場・管理職・顧客など)
- 短時間で集中する(制限時間を設けて一気に出す)
こうした環境設計が、発散思考を支えます。
まとめ:幅がなければ深さも出ない
- 発散思考は「解決策の幅」を広げる基本プロセス
- 実現可能性は後で考えればよい
- 幅広い発想があるからこそ、後の「収束思考」が活きる

AI時代の問題解決メソッド(31/50)
次回予告
STEP5 対策を立てる【基本②】収束思考と実行計画の具体化
発散で広げたアイデアをどう選び、磨き込んでいくかを解説します。
「アイデアは出るが実行に結びつかない」と悩む方は、ぜひご相談ください。
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「自社(自分)の場合はどう考えればよいか」
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