特定就職困難者雇用開発助成金について(就職が困難な人を雇い入れた時に)
こんにちは。
秋の彼岸もすぎ、朝晩は寒いくらいに感じることも多くなりました。
今年もあと3か月余り、張り切ってまいりましょう。
さて、助成金や補助金のほとんどは後払い制です。設備関係の助成金を例にとると、
助成金の申請→交付決定→自己資金にて設備を導入→報告書を提出→導入に要した一定額を支給
のような経過をたどります。つまり、一度は自己資金で設備を導入する必要があります。
今回ご紹介する助成金は前払いタイプ!
ところが、今回紹介する「三菱UFJ技術育成財団・研究開発助成金」はなんと前払いタイプの助成金です。
イメージとすると
助成金の申請→交付決定→導入に要する一定額が支給→設備の導入→報告書の提出
のような形となります。この助成金の優れているところは設備の導入前に助成金が支給されるため、準備する自己資金の金額が少なくて済むというところです。では、次に応募条件等について確認しましょう。
三菱UFJ技術育成財団・研究開発助成金の概要
1)どのような事業に助成されるの?
技術指向型の中小企業の新技術、新製品等の研究開発に対して助成が行われます。
具体的には現在の技術から見て新規性があるもので、以下に該当するものとなります。
①産業経済の健全な発展と国民生活の向上に資すると認められる機械またはシステムの開発等に関するもの。
②①に準ずる新規製品及びこれらに関する設備、部品材料、原材料等の開発に関するもの。
③原則として、2年以内に事業化可能性のあること。
2)助成額は?
100万〜500万円となっています
3)助成の対象となる経費は?
新技術、新製品等の研究開発資金、およびその成果の事業化に必要な資金。
(調査研究費、設計費、設備費、試験費、試作費など)
4)助成率は?
助成金額として次のいずれか少ない方の金額となります。
・1プロジェクトにつき300万円以内。
・研究開発対象費用の2分の1以下。
5)その他
なかなかお目にかかれない前払いタイプの助成金ということで、倍率は高く、採択率は低くなっています(1割未満)。
なお、上記は概要となりますので、詳細につきましては必ず下記のホームページを御確認下さい。
三菱UFJ技術育成財団・研究開発助成金のホームページへ
その他ご不明な点がございましたら、お気軽に当事務所までお問い合わせください。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。