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円滑な労使関係をサポートする社会保険労務士

人材派遣業界に強い社会保険労務士

若月幹雄

若月幹雄 わかつきみきお
若月幹雄 わかつきみきお

#chapter1

労働紛争を裁判前に解決する「特定社会保険労務士」を取得

時代とともに、企業を取り巻く環境は目まぐるしく変化しています。解雇や賃金不払い、リストラなど、労使間のトラブルも少なくありません。
こうした中、企業の円満な労使関係の構築をお手伝いする専門家として、山梨市を拠点に活躍しているのが、若月社会保険労務士事務所(山梨市下石森)の特定社会保険労務士・若月幹雄さんです。労働・社会保険手続きや就業規則作成をはじめ、年金相談、助成金手続きのほか、企業向けのセミナーや講演会講師などを行い、経営者の身近なパートナーとして、企業の発展を支えています。
「相談しにくい内容も気軽に話していただけるように、ご依頼主との信頼関係を大切にしています。相談は時間をかけてじっくりお聞きする一方で、仕事は迅速・的確にこなすことが信条です」と若月さん。温和な笑顔に、誠実な人柄がにじみます。
若月さんは2014年3月、社会保険労務士がADR(裁判外紛争解決手続き)に関する研修を修了し、国家試験に合格して得られる資格「特定社会保険労務士」を取得。企業と労働者の間でトラブルが発生した場合、裁判になる前に代理人として手続きを行い、解決に導く専門家として仕事の幅を広げています。

#chapter2

個人情報の管理にも万全を期す

若月さんが社会保険労務士の仕事に関心を持ったのは、法学部に在籍した大学時代。「労働法の授業で、企業と労働者のトラブルに関する判例を研究するうちに、自分が問題を解決できる立場になりたいと考えるようになりました」と振り返ります。
大学卒業後、社会保険労務士の資格を取得。山梨市内の実家で家業を手伝う傍ら2010年に開業登録し、14年の特定社会保険労務士取得を機に、事務所を開設しました。
 若月さんが受ける相談で特に多いのは、労働時間に関する案件だそうです。「時期によって仕事量が変動する企業では、労働時間が超過してしまいがちです。会社のスケジュールに合わせて、従業員の労働時間を変えられる変形労働時間制を導入するなど、それぞれの会社に合った提案やアドバイスを行っています」と話します。
 プライバシー保護にも力を入れ、このほど社会保険労務士個人情報保護事務所認証制度(SRP認証制度)を取得。依頼主の大切な個人情報を適切に管理している事務所として認定されました。

若月幹雄 わかつきみきお

#chapter3

「古里の企業のために役立ちたい」

「生まれ育った山梨の企業に貢献したいという思いがありました」。地元を拠点に活動する理由をこう語る若月さん。県内全域の企業をサポートしており、「呼んでいただければ、どこにでも出掛けます」とあらゆる案件に、気軽に応じています。
 常に新しい知識を取り入れるために毎月、東京で開かれるセミナーにも通っています。「労働法は毎年、改正されるので、日ごろから勉強は欠かせません。リアルタイムの知識を持っていることが大切だと考えています」と話します。
仕事以外では山梨青年会議所のメンバーとしても10年間、地域貢献活動に携わっています。趣味は旅行で、アジア諸国を中心に異文化に触れて、リフレッシュしているそうです。
今後は、企業の人事や労務管理担当者向けのセミナーや講演、研修の講師としての活動にも力を入れていく予定で、若月さんは「社会保険労務士はまだ認知度が低い職種です。多くの企業と関わって、仕事内容を知ってもらいたいです」。こう語る瞳は使命感に満ちていました。

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