~ 士衛塾空手を通して、伝えたいこと 10 ~

伊藤龍吾

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テーマ:伝えたいこと



~士衛塾空手を通して、伝えたいこと~

士衛塾山梨の門下生に向けた、私からのメッセージを過去のニュースより転載します。


2018年 6月号 士衛塾山梨ニュースより

 4月末に行われた極真館大会ですが、念願の全日本大会 一般「型」での入賞できました。
 昨年末、世界大会の高校生部門で優勝をすることができましたが、一般のカテゴリーでのこの入賞はとても大きい。士衛塾は組手だけでなく「型」も高レベルでしっかりできることが証明されました。

 以下、私がその時にFacebookに書いたものを転載します。
「入賞した皆さま、おめでとうございました! 応援していただいた皆さま、他流ながらセコンドに入っていただいた先生方、本当にありがとうございました。また、参加したけれど入賞に結びつかなかった選手の皆さまも、本当にお疲れ様でした。特に型競技では、昨年と同様にその敗退があってこそが、教訓となり入賞者の勝利へとつながりました。出場してくれて本当にありがとう! 組手でも、勝てない選手がいるから、私たちは更に勉強して、何としても勝たせたいと頑張ることができます。敗者が礎となり勝者が産まれます。なかなか勝てなくても、いつも参加してくれている選手に感謝です。そして、型に関して他流の私たちに大変親身に教えてくださった極真館の先生方に心より感謝と御礼を申し上げます。講習会に参加させていただいたり、指導に来ていただいた型講習会から得るものは計り知れなく、その教えは型だけでなく、組手にも大いに役立ち、更には競技だけではなく武道としての空手道の素晴らしさを教えていただきました。そして、それは士衛塾の先代の傳拳教えの中で私が何故か腑に落ちなかった部分を見事に解決してくれたとともに、恥ずかしながら改めて先代の木村越山総裁の教えの素晴らしさを思い知ることができました。まだまだ小さな自分自身もわかりました。これからも日々勉強です!さらには、私は教えていただいた型や私自身の勉強で、当代の木村最高師範と、示し合わせたように、同じ考えにアプローチは違えど、たどり着いたのは目に見えない何かに導かれたような気がします。
ちゃんと導いてくれているのですね(^^)不思議だけど、なんだか嬉しいです!」

 型は目の前に相手がいないだけの「約束組手」と一緒です。相手を想像し技を切り返すイメージトレーニングでもあります。組手で伸び悩んでいる方は「特に」しっかりと勉強した方が良いです。私も型から得た突きや身体の使い方を組手で生かしています。

 極真館全日本大会は型ばかりでなく、組手でもすごいことが起こっています。なんと藤巻明日香は5連覇です。5年もの間、極真館全日本大会で負けなしで王者に君臨しています。並大抵の人ではなし得る事は出来ません。努力した人間には結果がついてくるものです。

 さて、暑くなってきました熱中症に気をつける季節になりました。これから練習では大量の汗をかくことになります 
 私たちも、こまめに休憩を行うなど気を付けますが、皆様も熱中症対策を万全にして下さい。熱中症は、暑くなくても湿度が高い時にも起ります。つまり、梅雨時も要注意です。練習中の飲み物は、お茶や水ではなく、スポーツドリンクが最適です。冷房の有無にかかわらず、全ての道場で、休み時間だけでなく、練習中でも各自の判断で水分補給をして結構です。少しでも体調がおかしいと思う時は、無理をせずに休憩して下さい。また、汗をかいたまま帰らないで、着替えて帰る事も良いです。練習中もTシャツ等着替えて良いです。
 一番上手になるのは、最高のコンディションで体を動かす事です。

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伊藤龍吾
専門家

伊藤龍吾(格闘家)

新國際空手拳法道「士衛塾」山梨県支部

世界大会入賞者を多数持つ士衛塾では、初心者から上級者まで、目的に沿った指導ができます。指導者はプロとして自覚と誇り持ち、常に研究と勉強・実践を怠りません。一流の道場からは一流の選手が育ちます。

伊藤龍吾プロは山梨日日新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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