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伊藤龍吾

「日本人の心」を追求する空手指導のプロ

伊藤龍吾(いとうりょうご)

新國際空手拳法道「士衛塾」山梨県支部

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コラム

~ 士衛塾空手を通して、伝えたいこと 7 ~

2019年6月12日

テーマ:伝えたいこと


~士衛塾空手を通して、伝えたいこと~

士衛塾山梨の門下生に向けた、私からのメッセージを過去のニュースより転載します。

2018年 3月号 士衛塾山梨ニュースより


 3月、4月は進級進学など何かと気忙しい時期になります。我が道場では滅多に無いことですが、進学を機に辞める方もいると聞きます。また、中学校で部活に入り、そちらの方が優先になり、空手の上達がほぼストップする子もいます。
 特に中学生は空手では伸び盛り。その時に新しいことを初めたために空手の伸び盛りを逃してしまう・・・なんてこともあります。実にもったいないことです。
 「できる人」は何をやっても「できる人」になります。二つだろうが三つだろうが「できます」。いつも門下生には話していますが、大人は、いくつものことを同時並行で120%行うことは、ごく「あたりまえ」のことです。例えば仕事。いくつものことを同時並行で優先順位を付けて、完璧かそれ以上に仕上げる。知らないから、やったことがないから「できません」、は通りません。分からないなら、すぐに調べて期日までに仕上げる。それが、今日、明日でもです。保護者のみなさんは、いつもやっているはずです。

 この時期になると、いつも思い出しますが、以前、まだ初級の色帯で辞めて親子がいました。辞められるのは自由なので結構なのですが・・・。
 「私たちは、○がつ○日をもって、○○道場を「卒業(辞める)」させていただきます!」
 私は、これを聞いたとき、全く理解不能でした。
 卒業って、その課程を修了するから卒業じゃなかったっけ? 色帯で卒業できるのなら、残った私たちは、相当「できない人」もしくは留年中? 正確に言うと「卒業」ではなくて「中退か退学」でしょー。
 もう一つ・・・「辞める」と言いたくないので、「休みます」と言った親子・・・その姿を二度と見ることはありませんでした。
 自分自身に都合のいいように「言い訳」をすると、本質を見失います。気を付けましょう。私たちは、門下生たちをそんな大人にしたくありません。
 
 さて、冬期オリンピックは、感動でした。「夢は叶わない!」と思っている方へ・・・誰が、「夢は叶わない」と言っていましたか? 「叶わない」と言った人は夢を叶えていません。叶えていない人の意見は想像でしかないので、全く参考になりません。夢を叶えたことのある人は「夢は叶う」と言います。当たり前です。
 ただし、全ての人ではありません「叶える」訳ではありません。思うだけでなく行動しないとダメです。「叶」は口と十です。十(ジュウ)は+(プラス)でもあります。最低でも十回プラスのことを言ってみましょう。そして行動。ただし、一回でも-(マイナス)があると、全部ダメになります。そうすると「吐」(はく)になります(笑)。

 1月23日(火)に行った60人組手にご協力いただいた皆さま、また、達成記念と誕生日のお祝いやメッセージをありがとうございました。本当に嬉しかったです。心から御礼申し上げます。無事に完遂し、予定の50名を越え、60名とすることができました。もちろん「できる」と思っての挑戦でした。「できない」とは笑い話では言っていましたが、自分の中では「できることが当たり前」でした。しかし、相手あってこその達成です。感謝です。
 この組手で私が得たことはひとつ!伊藤龍吾50歳!「やれば、できる」ということ。こんなことは、わかっている言葉だし、今までだって、何度も実践してきました。しかし、現在進行形の、「いま、やればできる」が欲しかったのです。過去じゃなく、今です。しかし、それももう過去です。毎日の練習の中で、「やればできる」を探し、達成していきたいと思っています。

 冬合宿・審査会、お疲れ様でした。北陸地方大雪の中、私達が行った日だけが天気が良かったのが幸いでした。
 今回より、規程の勝ち星をあげるのが合格基準の組手審査が廃止となり、2級以上の受験者は、新基準となったスパーリング審査となりました。4名受験し、3名が不合格でした。今回の評価基準は、全員10ラウンドのスパーリングを行う。1・2ラウンドはパンチのみ、3・4ラウンドはパンチと下段。ここでの評価基準は、スパーの主導権を取っているかどうか。5ラウンド以降は、上段前・横蹴り禁止以外は制限なしのスパー。ここでの評価基準は、残りの6ラウンドで、反則を6回(2・1級)、4回(初段)した時点で失格。技ありを3回(2・1級)、2回(初段)取られた時点で失格。規定数の技ありを取ること(2級1回、1級2回、初段3回)でした。
 むしろ、従来の組手審査よりもハードルが上がった感じでした。全体的にも不合格が多かったです。反則をせず、技ありを取られず、技ありを取れる技術がないと合格できません。正に「技術の士衛塾」らしい審査会となりました。私たち指導者も審査会で得た課題をしっかり練習していこうと思います。

 今回、スパーリング審査で山梨から唯一合格した金丸優奈は、山梨にとって久しぶり(3年ぶりくらい)の初段でした! 金丸優奈は、小学4年生から始めました。最初は、声は出ない、何をさせても本当に下手っぴ(笑)でした。その当時、この子をどうやって上手くさせるか頭を悩ませていました(^^)。
 そんな彼女の転機は、士衛塾内部の型の大会へのエントリーがきっかけでした。そこから、基本や移動が上手くなり、必然的に組手も上手くなってきました。 練習も通常の週三回の上級・選手クラス練習に加えて、居残りで1時間、2時間は当たり前。毎週水曜日は学習塾を終えて、夜9時半から1時間以上練習をします。 私たちと組手をしますが、お腹を効かされ、泣きながら、鼻を垂らしながら、練習しています。 「優奈、鼻かんで来い!(笑)」と私が言うまで自分からは行こうとしません(^^)年ごろの女の子なのに(笑) そこまで一生懸命に取り組むことができる素晴らしい子です。 一昨年のヨーロッパ大会で優勝し、昨年の世界大会では準優勝。昨年は、型も含め優勝だけで5回しています。黒帯となったこれからが本当の修行と稽古が始まります。「自ら考え、自ら行動する」・・・どこまでやってくれるか、とても楽しみです。
  山梨の黒帯で、指導員・準指導員クラスで現在指導している者は、大なり小なり、世界大会や海外大会、国際大会の入賞者です。そして、成績だけでなく、我れ先に自身が一番練習をしようとする者たちです。どこに出しても、恥ずかしくない黒帯!誰よりも練習を頑張る黒帯!それが、士衛塾の黒帯だと、私は思います。
 口を酸っぱくして言います。「 優奈が取れたんだから、誰でも取れます(^^)」毎回の練習で、鼻を垂らすほど(そこまで必死になる)の練習に対する努力をしてみてください! 自分が変わり、周りも変わり、努力の成果は、自ずと付いてきます。そんな私も優奈から刺激をもらっている一人です!。
「真の才能は、一生懸命に努力ができること」だと思います。

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伊藤龍吾

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