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渡邊リシアプロは山梨日日新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

新・ブランディングのチカラ 第7回「失敗したブランディングに共通すること」

渡邊リシア

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テーマ:集客





ロゴを新しくした。ホームページも作り直した。SNSも毎日更新している。

なのに、何も変わらない。

そんなご相談、実はすごく多い。

お金も時間もかけたのに、変わらない理由


正直にお伝えする。見た目を整えただけでは、何も変わらない。

ロゴも、ホームページも、SNSも、全部「入れ物」でしかない。中身が同じなら、入れ物をどれだけ綺麗にしても、中にあるものは変わらない。

これが、失敗するブランディングに、ほぼ共通している構造だ。

パターン(1):誰のための言葉か、分からなくなる


「幅広い世代に」「どなたにも」。よく聞く言葉だ。お気持ちはよく分かる。けれど、これが一番危ない。

全員に向けた言葉は、結局、誰にも刺さらない。一人の顔を思い浮かべて書いた言葉だけが、他の誰かの心にも届く。不思議だが、本当にそうなのだ。

パターン(2):やりたいことが、多すぎる


「これもやりたい」「あれも伝えたい」。情熱があるほど、詰め込みたくなる。

けれど、情報は多いほど、記憶に残らない。一つに絞る勇気がないブランドは、結局、何屋さんか分からないまま終わってしまう。

パターン(3):見た目を変えて、満足してしまう


一番多いのが、これだ。ロゴを変えた。それだけで安心してしまう。

けれど、見た目は入り口でしかない。入り口の先に、ちゃんと続く物語がなければ、お客さまはすぐに離れていく。綺麗な入り口ほど、中身とのギャップにがっかりされやすい。

共通しているのは、たった一つ


ここまで3つ挙げたが、根っこは全部同じだ。


自分の物語を、自分でちゃんと分かっていない。


これに尽きる。誰のために、何を、なぜやっているのか。ここが曖昧なまま、見た目だけ整えても、何も変わらない。逆に言えば、ここさえはっきりすれば、ロゴも、言葉も、おのずと決まっていく。

失敗するブランディングは、順番を間違えている。見た目から入って、中身を後回しにする。うまくいくブランディングは、順番が逆。中身が先、見た目は後だ。

もし今、「何かやったはずなのに、変わらない」と感じているなら。一度、見た目の話を全部忘れて、ご自身の物語に戻ってみてほしい。

その物語、一緒に見つけましょう。

次回は、このシリーズの締めくくり。10年後も愛されるブランドの条件について、お話ししたい。

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渡邊リシア
専門家

渡邊リシア(デザイナー)

STUDIO16 

漠然とした想いを、センスよく"見える形"に変える。実現までの流れや仕組みまで設計し、事業の成長を後押しする。名刺一枚から街づくりまで、境界を作らない。

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