ぎっくり腰の応急処置
リリカ、ロキソニンでどうして楽になるのか
整形外科などで腰痛を見てもらうと、必ずと言っていいほど、リリカ、ロキソニンという痛み止めが処方されます。それを飲むと痛みが引いて行きますが、そのメカニズムを知っていますか?
痛みは神経が過剰に興奮した結果、様々な神経伝達物質が過剰に放出されることによって生じるとされています 。その神経伝達物質をリリカやロキソニンが放出を抑え痛みを感じなくさせているのです。
ただ、それだけです。
『腰痛を治す』という要素は何も入っていないのです。
治す効果は何も入っていない
そもそもリリカ、ロキソニンは痛み止めなので痛みを抑えるだけです。ですが、本当に腰痛自体を治すという点で言えば、
・筋肉を緩ませる
・骨格を元に戻していく
という事が条件になってきます。
ですから、リリカ、ロキソニンを飲んで一時的に楽になってもまた痛みがぶり返すのはそのせいです。
どう使えば良いのか
では、どのようにしていけば腰痛は治っていくのか。
これは、椎間板ヘルニアの私でも実証済みですが、リリカ、ロキソニンなどの痛み止めを飲んで、無理のない運動やストレッチをして固まっている筋肉を積極的に緩めていくという事が重要です。当院に来院した方で、余りにも痛みがひどい場合は痛み止めを飲んで来てもらったりしています。
痛み止めもただ飲んでいれば治る、という訳ではなく上手な使い方や、極力使わずに治療していくことが大事になります。