現役施設長が伝える。介護保険サービスのお金の話VOL7
こんにちはケアホームカナン馬場田です
5月になり環境の変化などが多いころだと思います。
先日、ある利用者さんの家族から「そろそろ老人ホームに申し込みがしたい」
と相談がありました。
私たち専門職にとっても、老人ホームと一色単になりがちなのですが
じつは、細かく細分化する事ができ
一つ一つに特徴があることはあまり知られてないと思うので
今日は老人ホームの違いを簡単に説明していきたいと思います。
老人ホームとは大きく「公的施設」「民間施設」に分けることが出来ます。
「公的施設」とは?
国や地方自治体、社会福祉法人が運営
「民間施設」とは、株式会社等の民間企業が運営しています。
これらがどのような物か、さらに細かく分類されますので、ここで簡単に
説明しています。
国や地方自治体が運営する「公的施設」5種類
①特別養護老人ホーム
②養護老人ホーム
③介護老人保健施設
④介護医療院
⑤ケアハウス
特に①と③の
①特別養護老人ホーム(通称 とくよう とくろう)
③介護老人保健施設 (通称 ろうけん)
は、お近くのケアマネジャーさんや包括支援センター、役所の方から
紹介される場合があるので、是非、名前だけでも覚えていてくださいね。
※次回はこの五種類を説明していきます
次に民間企業が運営する「民間施設」があります。
主に民間施設が運営する「民間施設」は、高齢者のニーズをみたすことに重点が置かれていますので
各施設で特色が出しやすい等、設備が多種多様にあることが多いです。
また、民間企業が運営する為、母体の会社の特色が出やすいのも特徴の一つだと
思います。
「公的施設」に比べると費用は高めになりますが、その分、身体の状態に合わせて
幅広い対応が可能だったり、サービスが充実し、快適な生活を送れるというメリットが
あります。例えば、介護保険外 自費サービスで色んなサービスを提供している
場合が多いので是非、民間施設に確認してみましょう。
主に国や地方自治体など公的な団体が運営する「公的施設」は、「介護保険施設」とも
いいます。介護度の重い方(原則要介護度3から)や低所得者の方などが優先され入所されます
国の補助金を受けて設立されている為「民間施設」よりも費用を安くおさられるメリットが
あります。その分、空きがなく入居待ちが長いというデメリットもあります。
こんな感じで定期的に有料老人ホーム施設長目線での介護のお役立ち情報も
発信していきますので、どうぞ応援よろしくお願いします。