家でもできる介護予防体操⑧~体操解説と効果・足の筋力低下予防
音楽健康指導士の馬場田です。いつも閲覧いただきありがとうございます。
今日は『デイサービスに通えない今~外出自粛中の筋力低下や運動不足を防ぐ介護予防③』をお届けします。
【お悩み】
新型コロナウィルスの影響で、デイサービスに通えなくなり、ご自宅でどのような運動を行えばよいのかわからないというお悩みが増えています。
そこで今日も、ご自宅でもできる介護予防③をご紹介致します。この運動は当施設で実際に、ご利用者様が行っているものです。
【自宅の中で歩行練習】
毎日座ってばかりいると足の筋力はどんどん衰えていきます。家の廊下で歩行練習を行ってみましょう。
自分のできる範囲で構いませんので、無理をせず行って下さい。
足の筋力低下からご自宅で転倒をし入院されていた方が、当施設へ入所し歩行練習を繰り返すことで車椅子から、歩行器を使用し自分の足で歩けるようになりました。
歩く練習を少しでも取り入れることで、足の筋力の低下を防ぐことができます。転倒予防の為にもご自宅でぜひ行ってみて下さい。
なお、歩行練習の際は必ず見守りを行って下さい。
【車いすの方はどうしたらよいか?】
車いすの方は、座ったまま足あげや、足踏みを行いましょう。座っている状態から、足の指でハンカチを拾い上げるなどの挑戦もおすすめです。
【ご自宅での歩行練習は転倒が心配な方】
①介護用の滑りどめ靴などおすすめです。
②シルバーカーなどをレンタルで活用する方法もあります。
担当の相談員の方やケアマネージャーの方へ相談すると、福祉用具取扱店よりシルバーカーを毎月約500円程度で、レンタルすることもできます。
通常購入すると何万円もするシルバーカーも、レンタル期間が短ければレンタルの方がお得です。
レンタルの良い所は、介護用品に不具合が出た場合に専門の方にすぐにメンテナンスをしていただける。また、車イスが必要になればシルバーカーを返却して、車イスのレンタルに交換できるなどのメリットがあります。
下記のコラムもぜひ参考にご覧下さい。
デイサービスに通えない今自粛中の筋力低下を自宅で防ぐ①