来店客が増える飲食店販促チラシの作り方
商品のメリットを明確にする
チラシに、商品の特徴や内容を書いただけで、メリットが書かれていないとターゲットとなる顧客の反響は得られません。
例えば、「青森産のリンゴです。」と書かれたチラシと「青森産の甘みたっぷりのリンゴです。」と書かれたチラシを見比べてみましょう。
「青森産のリンゴ」という文章は、「青森産」というリンゴの特徴を示しているだけです。
一方「青森産の甘みたっぷりのリンゴです。」という文章には、特徴である「青森産」と顧客が得られるメリット「甘みたっぷり」が含まれています。
ターゲットとなる顧客がリンゴに求めるメリット「甘みたっぷり」を、はっきり伝えることによって、反響が良くなります。
「青森産」だけでは、あくまでも期待感しか得られず、メリットである「甘みたっぷり」を付け加えることで、顧客は買ってみようと心が動かされるのです。
このようなメリットに数値をプラスすると更に大きな反響が得られます。
例えば、「青森産の甘みたっぷりのリンゴです。」という文章の次に、リンゴの糖度を具体的に書きます。
例えば、「光センサーで計測した結果、糖度12度以上です。」と書き加えれば、具体的な数値で甘さが顧客に伝わります。
商品のメリットをはっきりさせることで大きな反響が得られるのです。
商品の使用方法を提案する
リンゴの中で、紅玉という品種があります。
チラシで紅玉を宣伝するために、「紅玉は、甘さの中にも、リンゴらしい酸味があり、美味しいです。」という文章を載せました。
ただ、紅玉は、皮を剥いて食べるだけのリンゴではありません。
紅玉は、欧米では、昔からタルトタタンやアップルパイといったお菓子の材料として使われており、加工すると更に美味しくなるリンゴなのです。
このようなことを考えると、「紅玉は、タルトタタンやアップルパイの材料としても最適です。」という文章を追加すれば、スイーツ好きの顧客にもアピールできます。
チラシで顧客が知らない商品の使用方法を提案することで、大きな反響が得られるのです。
サービスを利用した結果をアピール
例えば、エステサロンのチラシを作る場合、「たった5分で、シワやしみがとれる」という文章を書いたことで、ターゲットとなる顧客の反響を得る事ができました。
更に、エステサロンにお金を払って通うことを決意させるためには、はっきりした結果をチラシに載せなければなりません。
例えば、エステサロンに通ってシワやしみがとれた顧客の生の声を、チラシに掲載することも必要です。
加えて、エステサロンで施術を受ける前のシワやしみの状態を写真で撮影した後に、エステサロンで施術を受けた後のシワやしみがとれた状態の写真を撮影して、2枚の写真を並べることも必要でしょう。
ターゲットとなる顧客へサービスを利用した結果をはっきりとアピールすることで大きな反響を得る事ができます。
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